出発日 平成30年8月18日(土)
目的地 島根県邑智郡邑南町  石見冠山 (859.2m)    足跡 ⇒ 
行 程 野原谷登山口(7:30) ⇒ メタセコイア(8:00) ⇒ 峠(8:15) ⇒ 主稜線鞍部(9:00) ⇒ 石見冠山山頂(9:10) ⇒ 南峰(9:15~20) ⇒ 石見冠山山頂(9:25〜9:50) ⇒ 主稜線鞍部(10:00) ⇒ 峠(10:25) ⇒ 野原谷登山口(11:00)  【総時間 3時間30分】


石見冠山山頂


今回は前回のキレンゲショウマに引き続きMmさんと夏の山野草:ナツエビネを見に石見冠山に出掛けて来た。
野原谷集落の登山口に到着した時は既に先行者の車が1台。さすがに早い方がいらっしゃる。
登山口から時計回りに半周する。前回(H30年)の記憶どおりナツエビネの群落を見付けた。ここには数株ずつだが斜面に点々と咲いておりちょっとした群落を形成していた。ただし,まだ谷間に陽は差し込んでなく,暗すぎて自分のカメラではなかなかうまく取れなかった。あまり粘っても仕方ないので帰りに期待して先に進む。
谷に入ると徐々に勾配がきつくなる。登山道の周辺に咲いているのはキツネノカミソリぐらいで他の山野草を見付けることができなかった。なお,途中,メタセコイアの大木があるが,その前後にもナツエビネが数株咲いていた。 メタセコイアを過ぎると勾配はますますきつくなり,峠に上がった時には汗びっしょりになっていた。
ここで先行者に追い着くとその方はなんといつも山行記録を参考にさせていただいている「山歩きと山野草のページさん」だった。せっかくの機会にもかかわらず日頃の感謝を十分に伝えられず少々自己嫌悪に苛まれた。
峠から主稜線の肩に上がるまできつい斜面が続く。登山道は一直線でしかも落葉や乾いた土で滑り易く,張られたタイガーロープを支えに身体を引き上げる。40分ほど急斜面と格闘し主稜線の鞍部に上がった。
この鞍部から10分程で石見冠山の山頂に到着したが取り敢えず最高峰の南峰まで足を延ばす。5分程で南峰に到着。南側が開け,阿佐山,三ツ石山,天狗石山など県境を形成する芸北の山並みが続いていた。
山頂に戻り,コーヒーを淹れて少し早い昼食を取る。
今日は薄いガスが掛かっているため遠望は今一つだが,北北西には大江高山火山群,北北東には三瓶山が望めた。
下山は上りの時よりもさらに慎重に急坂を下り,谷筋では朝方撮れなかったナツエビネ()を撮りながらゆっくりと下った。
備 考  今回の花図鑑はこちら ⇒