出発日 令和6年11月30日(土)
目的地 鹿児島県指宿市 開聞岳(924m)  足跡 ⇒ 
行 程 かいもん山麓ふれあい公園駐車場(8:30) ⇒ 二合目登山口(8:40) ⇒ 五合目(9:20) ⇒ 七合目展望地(10:00) ⇒ 開聞岳山頂(10:40〜11:05) ⇒ 五合目(12:15) ⇒ 二合目登山口(12:50) ⇒ 駐車場(13:05)   【総時間 4時間35分】


開聞岳山頂

今回は,MmさんとMhさんの三人で県外遠征に出掛けて来た。
場所は鹿児島県トカラ列島の御岳と指宿市の開聞岳。
最初に中之島の御岳を登る予定だったが,広島を出発する間際に悪天候でフェリーが欠航するとの連絡が入り,急遽スケジュールを変更し開聞岳を先に登ることにした。
7時間ほどのドライブで鹿児島市に到着。翌朝出発して開聞岳の麓の駐車場に8時過ぎに到着。既に結構駐車しており,見ると鹿児島の「わ」ナンバーが多い。他県から来た登山者なのだろう。
二合目の登山口から入山。溶岩の固まったもろい小石が多い登山道を登って行く。両側が深く抉れた塹壕のような箇所もあった。
この山は山頂以外に展望箇所は少なくほとんどが樹林帯の中を歩く。その中でも五合目に上がると東側〔写真は下山時に撮影〕が開けた。七合目の展望所では南側は開けるが曇天で視界がすっきりせず,目当ての屋久島は見えなかった。
六合目を過ぎると岩が多くなり,上がるにつれその岩の大きさが大きくなる。苔むした岩を慎重にクリアーしていく。仙人洞を過ぎ,開聞岳の真北斜面に回り込んで山頂の直下まで来るとアルミの梯子やロープを利用しての急登となる。
登山口から2時間。先行する二人から遅れること数分,45年ぶり2度目の開聞岳山頂に到着した。
山頂からの展望は北側のみで正面に池田湖が望めた。強風の中,岩の隙間でコーヒーを淹れて暫し休憩したのち下山。途中,五合目で少し青空が広がり大隅半島を望むことができた。 なお,下りでは岩や根っこ,火山灰の小石に足を取られ何度も転びそうになったほか,一度はバランスを崩し5mほど谷に滑り落ちてしまった。恥ずかしい限りだ。
下山後,開聞岳の山容を収めるため長崎鼻まで足を延ばした。曇天だったものの綺麗な円錐形の山容を撮ることができた。
鹿児島市内まで戻ると天候は回復し桜島が一望にできたことは幸いだった。