深入山山頂
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Mmさんから準絶滅危惧種のムラサキセンブリが咲いているかもと話があり,一緒に深入山に出掛けて来た。
天候は快晴で申し分なかったが,南登山口の気温は12℃ほどでとても涼しい。
登山口からリンドウやウメバチソウ・シラヤマギクがあちこちに咲いていた。数は少ないが盛夏に咲くキキョウがまだ咲いていて驚いた。
標高1000mを超えた辺りから百畳岩に掛けてムラサキセンブリが出て来た。
白色のセンブリと違い茎は大きいもので40cmほどと背が高く,花冠もセンブリより1周り大きく2cmはありそうだ。
登って行くにつれポツポツだが結構咲いていた。
百畳岩から山頂までは登山道を離れ斜面を登ったがリンドウやヤマラッキョウぐらいしかなかった。秋が来るのが遅かったのか花が散るのが早いのか,期待したほど山野草に出会えなかった。
山頂からの展望は素晴らしく北側の県境を構成する天狗石山から阿佐山の稜線や南側の高岳から十方山の稜線が一望にできた。
もう新たな山野草は期待できそうもないので素直に南登山口に下った。
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