登山日 |
令和5年4月22日(土) |
目的地 |
廿日市市 吉和冠山(1,338.9m) ~ 岩国市 寂地山(1,337m) 足跡 ⇒
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行 程 |
犬戻峡入口東屋(7:55) ⇒ ヘアピンカーブ先の取り付き(8:05) ⇒ 915m峰(9:05) ⇒ 1082m峰(9:50) ⇒ 縦走路出合(10:25) ⇒ 冠山分岐(11:05) ⇒ 太田川源流碑(11:20) ⇒ 吉和冠山山頂(11:50〜12:05) ⇒ 冠山分岐(12:55) ⇒ 寂地山山頂(14:10~25) ⇒ 寂地林道分岐(14:30) ⇒ 寂地林道終点(15:35) ⇒ 犬戻歩道入口(16:00) ⇒ 犬戻の滝(16:15) ⇒ 犬戻峡入口東屋(16:25)
【総時間 8時間30分】
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吉和冠山懸崖
寂地山山頂
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今回は久しぶりにIさんとカタクリを見に吉和冠山に向かった。
登りのコースは,Iさんが見つけてきた「山歩きと山野草のページさん」の記録を参考に寺床南西尾根を詰めて松ノ木峠から上がってくる縦走路に出るルートだ。
まずは犬戻峡遊歩道入口まで車で上がり,そこから出発した。 寂地林道を10分程歩くと大きなヘアピンカーブがありそのすぐ先から山に入る。
ルートには古いテープと比較的新しいテープが混在していたが,踏み跡は所々消えかけている箇所もあり,あまり利用されていないのが伺える。
この山の春は来たばかりのようだが,足元にはイワカガミやタチツボスミレが咲き,コバノミツバツツジが彩を放っていた。
松ノ木峠の縦走路に出るまで標高差450m。基本,尾根を外さぬようひたすら登っていく。急斜面と緩斜面の繰り返しながら,915m峰,1082m峰と越え,最後に標高差150mの急斜面が待っていた。
少々喘ぎながら縦走路に上がった。ここまで2時間20分,ちょっとハードなコースだった。 縦走路に上がると後はいつものコースなので,山野草を撮影しながらのんびり歩いた。
標高が1200mを超えるとカタクリの花がぽつりぽつりと咲き出した。午前中なので,花弁が旨く反り返っていない。
吉和冠山に行く途中,太田川源流碑に立ち寄る。いつ来てもここに立つ大ブナには感心する。
吉和冠山の山頂に人は少なく,懸崖の展望所は貸し切りだった。
晴れているが,少し黄砂が入ったうえ,風がとても冷たく強かった。そのため昼食後,恐羅漢山や十方山を中心とした大パノラマを撮ると急いで退散した。
これから寂地山を経て犬戻峡までの帰り道は,更にゆっくりと花を楽しみながら歩いた。
予想通り,昼を過ぎてカタクリの花は皆反り返り綺麗な容姿を見せてくれた。数も申し分ない。ここ数年で一番というぐらい咲き誇っていた。
寂地山の山頂で小休憩した後,寂地林道に下り,犬戻の滝経由で帰った。 ゆっくりを意識しながら歩いたのでなんと8時間半も掛ってしまったが,山野草には30種類近く出会うことができた。 |
備 考 |
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