大土山山頂
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週末の寒波のお陰で土曜日の天候が安定せず,やむなく自宅で停滞。 日曜日は晴れたので,安芸高田市の大土山を歩くことにした。
憩いの森の登山口から山に入る。直ぐに急勾配の階段が現れ,その後も結構きつい坂が連続していた。
気温は10℃ないのにじんわりと汗が出る。 大鳥居のある峠に上がり,その奥にある高天原に立ち寄った。
南西側が少し開けていて,神ノ倉山や荒谷山の奥に白木山が見えた。
大鳥居まで戻り,まずは778.8mピークを目指す。檜の植林地の中を高さ1mほどの土塁が延びているが,この土塁が登山道だ。
30分程でピークに上がり,ここでルートは左に90℃折れる。この辺りになるとアセビの木が多くなる。冬は枝がくねくね曲がっているので,やや不気味だが早春には白い花で綺麗なことだろう。
途中,念仏岩に立ち寄った後,大土山の山頂に上がった。山頂には大きな電波塔があり,その奥の僅かなスペースに三角点が設置されていた。
山頂から7~8分ほど歩くと『潜岩(こぐりいわ)』に着く。
今回も潜らず写真を撮るだけにした。5年前に来た時にはその奥に続く道の記憶はないが,「物見が丸」とあったので寄ってみた。少し展望が開けていたが,どこなのかさっぱりだった。
下山は,下山分岐から林道に出て,土橋から大鳥居までは車道を引き返し,峠から転げ落ちるように憩いの森に下った。
今回も帰る途中,白木町井原にある新宮神社の大イチョウ〔広島市最大〕に立ち寄ってみた。先週の筒賀の大歳神社の大イチョウほどではないが,ここのイチョウも見応えがある。 |