出発日 令和5年10月28日(土)
目的地 北広島町 高岳(1,054.1m) 〜 安芸太田町 聖山(1,113m)  足跡 ⇒ 
行 程 聖山登山口(7:45) ⇒ 高岳登山口(8:10) ⇒ 高岳山頂(9:05〜20) ⇒ 奥匹見峡分岐(9:50) ⇒ 聖山山頂(11:05〜25) ⇒ 十文字峠(11:55) ⇒ 聖山登山口(12:20)
  【総時間 4時間35分】


高岳山頂

ウリハダカエデの落葉を見ようと,Mさん・Fさんと高岳・聖山を歩くことにした。
昨日は寒波の影響で各地で雹が降るなど結構荒れたようだが,今朝も低い雲が残り霧雨の中,聖湖に着いた。
まずは下山口となる聖湖登山口に車を置き,高岳登山口に向かった。
高岳登山口から橋の崩落個所を渡渉し800mほど進むといよいよ上りに入る。
今年はまだ紅葉には少し早かったようで真っ赤なハウチワカエデやウリハダカエデが見当たらない。せいぜい黄色に朱が混ざった程度だ。ブナやミズナラは黄葉が進み茶に変わろうとしていた。
登山口から1時間ほどで高岳山頂に到着した。途中,陽が射す時もあったが残念ながら山頂は濃いいガスの中で展望ゼロ。暫し待ったが聖山の稜線がやっと確認できただけだった。
聖山への縦走路は,比高100mの急坂で始まった。落葉と昨日の雨で土が滑り易く慎重に下る。最低鞍部から奥匹見峡分岐間は幾分紅葉が楽しめた。
奥匹見分岐周辺のウリハダカエデの落葉は綺麗だったが,前日の雹で青葉まで落葉しており,いつもより赤色が少なく感じた。また,場所によっては緑色の松葉が大量に落葉して緑色の絨毯と化している場所もあり,前日の雹の強さに驚いた。
分岐から5つのアップダウンを繰り返し,聖山の方に上がる急斜面に着いた。この斜面は肩の笹原まで比高100mほどあり15分程滑る斜面と格闘した。
高岳分岐から聖山の山頂までは5分程だが,ここの登山道には昨日の雹が結構残っていた。
聖山の山頂はいつも通り展望はなく,しんどい思いをして来ても残念な山だと思う。ただ,個人的には山頂と十文字峠を結ぶ落葉の道は推している。
今回も落葉を踏みしめながら天然林の森を楽しんだ。
なお,下山後,樽床ダムの堰堤直下にある三ツ滝に寄ってから帰宅した。
備 考  今回の花図鑑はこちら ⇒