
安蔵寺山山頂
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今年もキレンゲショウマの季節がやってきた。
今回は中国横断道を走り,戸河内ICから国道191号線,波佐匹見線,最後は匹見左鐙線で安蔵寺山トンネルを抜けて登山口に到着。自宅から2時間20分も掛かった。やはり遠い!
登山口から急斜面を10分ほど登ると尾根の縦走路に上がる。すぐの鞍部にナラ太郎 が横たわっている。巨樹ゆえに朽ちるまでこの場に放置されるのだろう。
今日の狙いはキレンゲショウマだが,他の山野草には中々出会えない。唯一ヤマジノホトトギス だけは安蔵寺山の山頂に近づくにつれ多くなった。
山頂への縦走路 は,首ほどの笹が壁となり視界を遮るため楽しみは少ない。
途中,キレンゲショウマの群生地のある谷 に下りたが,どうしたことか少し早かったみたいで1~2部咲きぐらいで咲いた花を探すようだ。なんとか咲いている花 を見付け写真に収める。 これで今年も春のカタクリ ,梅雨のオオヤマレンゲ ,真夏のキレンゲショウマ に会うことができた。
なお,蕾 は沢山あったので,あと1~2週間後は楽しめると思う。
ちょっときつめの斜面を登り安蔵寺山山頂 に上がる。残念ながらガスで全く視界が利かない。
広々した広場で昼食を取るため先にある展望地 に向った。するとたった5分ほどでガスが薄くなり周りの山々が見えるようになった。
ガスでぼんやりだが,東に吉和冠山の懸崖,寂地山,小五郎山 ,西には香仙原 が確認できた。
展望地から休むことなく丁度1時間で登山口まで帰ってきた。
帰りは,匹見左鐙線を南に下り,国道187号線から六日市ICで中国縦貫道に乗ったがこちらも所要時間は2時間10分ほどでほとんど時間的には変わらなかった。
なお,往路は匹見左鐙線の一部が非常に悪く,復路は高速料金がほぼ倍掛かるのが難点だ。
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