登山日 令和4年6月4日(土)
目的地 広島市佐伯区  阿弥陀山(836.6m) 〜 西峰(907.4m)  足跡 ⇒ 
行 程 大森八幡神社(8:20) ⇒ 遊歩道入口(8:40) ⇒ 林道出合(9:15) ⇒ 阿弥陀山山頂(9:40) ⇒ 電波塔(9:55) ⇒ 西峰分岐(10:15) ⇒ 西峰山頂(11:20~25) ⇒ 西峰分岐(11:55) ⇒ 電波塔分岐(12:15) ⇒ 林道出合(12:30) ⇒ 林道出合(12:50) ⇒ 遊歩道入口(13:10) ⇒ 大森八幡神社(13:25)  【総時間 5時間05分】


阿弥陀山西峰山頂


大森八幡神社にお参りして出発。
20分ほどで遊歩道入口に到着したが,このルートは断じて遊歩道と呼べるものではなく,植林の作業道並みに厳しい急斜面を登ることになる。
杉林の急斜面を登り,一旦林道に出る。再度,山道に入ると天然林の急傾斜に変る。すぐのカーブが本日唯一の展望場所で,東郷山や寒山が見えた。
勾配が緩くなってきたと思ったらコンクリート製の展望台に到着。 階段の手前に阿弥陀山の三角点が埋もれている。 二階の展望台に上がると名物の脚立がなくなっており,お陰で周りはさっぱり見えない。
展望台の裏手から電波塔が立つ891mピークに上がり,杉や檜の平坦な植林地を抜けて,西峰分岐に到着した。
いよいよここから藪漕ぎが始まる。最初は膝ぐらいの高さだったが,直ぐに腰,胸の高さとなり,深い笹海が広がった。踏み跡は上からでは全く分からない。 所々に先人のテープがあるものの,脱色したり,枝や葉で隠れていたり,直前まで来ないと気づけない。おまけになだらかな尾根なのでどこでも歩けそうだが,笹藪はどこも密で深い。
次のテープを探して右往左往するもなかなか見つからず遅々として進まない。前回の反省からテープを追加したものの,振り返るとテープは藪の中に埋もれていた。
たった800mほどに1時間強も掛かって,ようやく展望のない西峰山頂に到着した。
ルートの記憶が薄れる前にとすぐさま下山したが,意外や意外,上る時は分かり難かった尾根や凹みが下りでは結構分かり易く,追加したしたテープもわりと効を奏して30分ほどで取り付けまで帰ることができた。
電波塔まで戻ってから林道に下ったが,国土地理院の地図では破線が鉄塔付近で消えており,行ってみるとやはり巡視路は鉄塔で消えていた。
下側に林道が走っていると分かっていたので強引に下ってみたものの,高さ10mぐらいの道路法面に出てしまい,藪の中を迂回しながら低くなった箇所を見付けて滑り下りた。暫く林道を歩いていると巡視路の上り口があったので,どうやら鉄塔の手前に林道へ下りる分岐があったようだ。
1時間半に及ぶ藪漕ぎは,想像以上に足に負担を掛けたみたいで,駐車場に下りた頃には両足に痙攣が来てしまった。
前回も相当しんどかったが,今回もやはりしんどい山歩きとなった。
備 考  今回の花図鑑はこちら ⇒