鎌倉寺山山頂
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「山と山野草のページ」さんのHPに鎌倉寺山のシャクナゲが咲いているとあったので,早速出掛けてきた。
登山者用駐車場には,なんと15台もの車が駐車していた。 南峰の登山口から登り始める。15分ほど登り,いつもは素通りする馬の背に上がってみた。なかなかのやせ尾根だ。左側は20数mは切れ落ち,右側も10mはありそうだ。
20mの崖側に5cmほどの窪みが上部に続いている。これが足場かなと踏み出そうとした時に,馬の背の上部にいたクライマーから馬の背を跨いで渡ることを教えられた。滑ったら怪我で済まないかなと思っていたので九死に一生を得た気持だった。なお,そんなルートも分からないのでは渡る資格なしと,通常の登山道に引き返した。
馬の背の上部に上り,見下ろすとやはり馬の背である。おじさんの立ち入る場所ではなかった。
南峰に上り,鎌倉寺山に向おうとすると何やら騒がしい。15人ほどのおじさま,おばさまのグループが縦走路の崖を下るのに賑やかに大渋滞していた。 申し訳ないが,先に行かせてもらった。
十畳岩から槍が峰に上り,更に次の小ピークに上がると本日最初のシャクナゲが1本,花を満開にして迎えてくれた。萎れた花が見あたらない。正に盛期なのだろう。淡いピンクの花がとても美しい。
次のポイントは権平兵衛山の上りに2箇所,数本の木があるがここも満開だった。 後日知ったことだが,どうやら今年はシャクナゲの当たり年らしい。
鎌倉寺山の山頂のシャクナゲも満開でこちらの木には蕾もかなりあった。 お昼時ではあったが,山頂に人影はなく,静かに花を観賞できた。なお,ここのシャクナゲは北面にしか花はなく,南面には木自体がないのだろうか。
下山は,十字分岐から牛岩集落に下りる最短コースで下りた。
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