登山日 令和4年4月23日(土)
目的地 鳥取県日南町  船通山(1,142.3m)   足跡 ⇒ 
行 程 駐車場(9:20) ⇒ 林間広場(9:40) ⇒ 天狗岩(10:00) ⇒ イチイの巨樹(10:25) ⇒ 船通山山頂(10:30〜11:05) ⇒ 林間広場(11:45) ⇒ 駐車場(12:00) 【総時間 2時間40分】


船通山山頂

今回はFさんとカタクリを見に初踏査となる船通山に出かけてきた。
まずは南側の登山口がある上萩山の駐車場に向った。庄原を走っている時には青空も見えていたが県境を越える頃には雲が多くなり青空が消えた。
カタクリの花が開いてくれるか心配しながら歩き始めたが,林間広場へ続く管理道に咲くミヤマカタバミやイチリンソウの花はやはり花びらを閉じていた。
林間広場から健脚コースを登った。登山道の脇には,ボタンネコノメソウ,ヤマエンゴサク,キケマンの花が結構多く,曇天にもかかわらず楽しませてくれる。
沢沿いの登山道を登って行き,天狗岩,枯れた金名水を過ぎるとブナの木が現れ始めた。国の天然記念物のイチイの巨樹付近からカタクリの花がポツポツと現れ始めたが,完璧な曇り空の下,皆,下を向いて花弁を閉じていた。
山頂にはカタクリを見ようと大勢の登山者が詰め掛けていた。
綺麗に反り返った花は見当たらないが,人工の花壇のごとくカタクリの花が一面を覆っていた。ただここまで多いとカタクリの希少価値?も薄れ,少し興ざめだ。
個人的には吉和冠山や寂地山のように自然の中に点在して咲くカタクリのほうが美しいと思う。
下山は一般コースを下ったが,長い横木階段がありこれには少々閉口した。
なお,依然として曇天だが,気温が上がったせいか,朝,閉じていたミヤマカタバミやイチリンソウが花弁を開いていた。
備 考  今回の花図鑑はこちら ⇒ その1その2