登山日 令和4年4月10日(日)
目的地 広島市安佐北区  久地冠山(572.6m)   足跡 ⇒ 
行 程 間野平登山口(8:35) ⇒ 展望地(9:35〜45) ⇒ 第2鉄塔(10:15) ⇒ 久地冠山山頂(10:30〜50) ⇒ 尻高山分岐(11:15) ⇒ 宇賀峡登山口(12:00) ⇒ 駐車地(12:45)
  【総時間 4時間10分】


久地冠山山頂

今回は,Iさんと久地冠山・宇賀峡を歩いてきた。 この山は7回目だが,広島市内の山にこんなに山野草が豊富に咲いているとは知らなかった(気づかなかった)。 下山口となる宇賀峡登山口付近に車をデポし,もう1台で間野平発電所に戻った。
間野平登山口から見上げると正面に久地冠山の山頂が見える。
一歩谷に入ると早くもニリンソウやツルカノコソウが出迎えてくれた。マムシグサが咲く急勾配の登山道を上がっていくと初見参のサツマイナモリの群落が広がり,杉の林床にはこれまた初見参のコウショウノキが白い花を咲かせていた。
登山口から第一鉄塔の手前の展望地に上がるまでに13種類の山野草に出会え,お陰でここまで1時間も掛かった。
展望地で第一鉄塔の奥に久地冠山の山頂を望みながら少々休憩。
ここから山頂を越えて宇賀峡に下るまでの間は残念なことに山野草はほとんど出会わない。その代わり急勾配やら岩場が出迎えてくれる。 山頂直下の第二鉄塔の鞍部に上がると北に本串山や牛頭山が望めた。
ロープが張られた岩場を上がり,急斜面を登ると久地冠山の狭い山頂に到着する。
山頂からは阿武山方面が僅かに見えるだけ。
宇賀峡に向けて尾根を南下する。宇賀ダム分岐を左手に横巻きし,尻高山分岐から西尾根を下る。10分ほど下ると急に勾配がきつくなり,小石を落とすと止まらない。しかも最後の比高100mは奈落の底に落ちるような比類なき急斜面だった。
宇賀峡に下り,駐車地までの間を暫らく散策。ここでも数種類の山野草に出会えた。
備 考  今回の花図鑑はこちら ⇒ その1その2