登山日 令和4年11月19日(土)
目的地 安芸太田町  十方山(1,318.8m)   足跡 ⇒ 
行 程 二軒小屋駐車場(9:25) ⇒ 獅子ヶ谷登山口(9:55) ⇒ 十方山最高地点(11:00) ⇒ 十方山山頂(11:05〜25) ⇒ 奥三ツ倉(11:40) ⇒ 丸子頭(12:15) ⇒ 彦八の頭(13:05) ⇒ 彦八(13:25) ⇒ 内黒峠登山口(13:50)   【総時間 4時間25分】


十方山山頂




彦八の頭山頂

長年歩きたかった十方山と内黒峠間を歩いて来た。40年前歩いた時は肩を越える笹が広がり,踏み跡を探しながらの藪漕ぎが延々と続き,大変苦労した記憶がある。
まず,下山口となる内黒峠に自転車をデポし,二軒小屋に戻り出発。
十方林道も既に紅葉は終わり獅子ヶ谷登山口まで落ち葉の絨毯が続いていた。
登山口から25分ほどは横川川に沿って獅子ヶ谷を上って行く。途中,対岸に見えたのは丸子頭?かな。
谷と別れ杉林の中を20分ほど進むと自然林となり一段と傾斜がきつくなった。
10分足らずで傾斜が緩くなったと思ったら最高地点の手前に出た。取り敢えず最高地点に行ったが期待通り何も無かった。
十方山山頂には先客が2パーティだけで,日曜の晴天にしては少々寂しい。
展望は,晴天の割には少しガスっているようで遠くは稜線がはっきりしない。それでも山容が特徴的な天上山・東郷山・大峯山,羅漢山・鬼ケ城山・吉和冠山・寂地山,安蔵寺山・大神ケ岳・十種ヶ峰は同定できた。
昼食中にどんどん人が増えてきて賑やかになったので退散した。
葉を落とした明るい林の中を2m幅のハイウェイが続く。奥三ツ倉を経て50分ほどで丸子頭に到着,更に30分ほど進むと藤本新道別れに着いた。 ここまでは4年前にIさんと歩いたが,ここから先は40年ぶりだ。
依然としてハイウェイが続いている。ブナ林の奥に少し高い彦八の頭が見えた。最低鞍部から100mほど上るがこれが1本道で結構きつい。しかし最後に恐羅漢山を望めるビューポイントがあった。
彦八の頭からは正面に立岩山が望めた。
彦八の頭から彦八の間はリョウブが多い林の中を抜けた。彦八からは天上山が望めたが,この山を綺麗に見えるポイントは貴重だ。
更に北上を続け,内黒山が見える杉林を下ると内黒峠に出た。
十方から内黒峠間は確かに歩き易くなったが,登山コースとしては全く持って物足りないものになり果ててしまった気がする。