臥龍山山頂
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久し振りの連荘登山。今年の紅葉の進捗状況を確かめに臥龍山を歩いてきた。
千町原に車を駐車し,聖湖側の登山口まで自転車で戻る。気温は14℃,風を切ると寒い。20分ほどで登山口近くの駐車場に到着。
枯れ沢沿いに登って行くが,周囲のミズナラやブナの木に紅葉は見られない。
中腹の林道を横切り尾根道になると幾分赤みを帯びた葉や黄色になった葉が見られるようになった。
青空をバックにしたハウチワカエデは綺麗に紅葉しているのに隣のカエデは青々としている。落ち葉は赤っぽいより茶色が目立つ。赤色のウリハダカエデもあまり見当たらない。
色付いた木々を探しながら歩いていると展望岩に到着した。少しガスが掛かっているが,恐羅漢山と十方山の間の奥に薄っすらと吉和冠山が見えた。
落ち葉を踏みしめながらのんびりと歩いていると僅かだが紅葉した樹々に囲まれた山頂に着いた。
紅葉にはまだ早かったみたいだが秋の山野草には遅過ぎたようだ。ここまでアキノキリンソウなど三種類,しかも一株,二株しかない。
当初は,猿木峠から霧ヶ谷湿原に下りて山野草を探そうかと思っていたが期待薄なので,掛頭山側に少し下った所から林道終点にトラバースして,そこから千町原に下ることにした。
山頂から仁王門のごとく立つ二本の大ブナの間を抜け10分ほど下る。トラバース分岐から等高線に沿って道が続いていた。途中にはブナの大木や黄色い落ち葉が流れる枯れ沢があるなど趣のある道ではあったが,どんなルートの時に利用するのだろうか。
林道終点から千町原に下る道は,とても整備され笹は刈り取られ幅2m以上のハイウェイができていた。
昨年は膝までの笹〔R3.8.28撮影〕に覆われていたのがウソのようだ。
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