出発日 令和3年9月25日(土)
目的地 島根県奥出雲町  鯛ノ巣山(1,026.3m)  足跡 ⇒ 
行 程 登山者用駐車場(8:35) ⇒ 登山口(9:00) ⇒ コウモリ岩(10:05〜15) ⇒ 鯛ノ巣山山頂(11:00〜05) ⇒ 弁当大岩(11:10〜35) ⇒ 1020ピーク(12:30) ⇒ 鯛ノ巣山山頂(13:35〜50) ⇒ 大滝(15:00) ⇒ 登山口(15:10) ⇒ 駐車場(15:35)
   【総時間 7時間】


鯛ノ巣山山頂

今回はIさんと久しぶりの県外遠征。奥出雲町の鯛ノ巣山を歩いてきた。
半谷集落の奥にある登山者用駐車場に車を置き,林道を詰めて登山口に上がる。
林道には,ツリフネソウの群落やヤマハッカなどが咲いて楽しめた。
登山口からコモリ岩経由で山頂を目指す右登山道を登る。
谷沿いを渡渉を繰り返しながら登って行く。50分ほどで尾根に上がり,更に15分急勾配の登山道を登ると6合目のコウモリ岩に上がった。
この岩は大岩と言うより岩壁で,登山道は岩の左側を巻きながら20分も掛かってようやく岩の頂上部に上がることができた。ただし,残念ながら展望は無い。
標高が900mを超えると早くもブナ林となる。急斜面を20分ほど登るとようやくなだらかな地形になり鯛ノ巣山の山頂に到着した。
山頂から300mほど先に弁当大岩と言う展望所があるので,周囲の撮影もそこそこに向った。
弁当大岩の真正面には猿政山から毛無山の稜線が一望にできたが,いくら待っても猿政山の山頂の雲が取れなかった。西側の大万木山の山頂も同じく雲がかかったままだ。なお,東に位置する船通山は暗く沈んでいた。
時間も早いしこのまま下山するにはもったいないので,鉄屋山への縦走路を少し歩いてみることにした。
この縦走路は歩く人が極端に少なくなるせいかルートは踏み跡程度で藪化している箇所が多い。膝から腰程度までだが,時にはすっぽり頭が沈む場所もあった。
一方で,アップダウンは小さく,ブナ林が綺麗で歩くには楽しい。弁当大岩から1時間ほど歩き,県境尾根の手前の1020ピークで折り返した。
再び鯛ノ巣山山頂に戻って島根県の山々を遠望したあと,ゆっくりと大滝経由で下山した。
今回も山野草は結構楽しめたが,群落を形成している花が多く,また盛期は過ぎていたものの山頂部にはオクモミジハグマの花が多く,来年はこの花を見るために来ても価値がありそうだと思った。
備 考  今回の少し怪しい花図鑑はこちら ⇒