出発日 令和3年11月6日(土)
目的地 安芸太田町  砥石郷山(1176.9m)  足跡 ⇒ 
行 程 牛小屋高原駐車場(9:00) ⇒ 大堰堤(9:20) ⇒ 1回目の渡渉(9:35) ⇒ 2回目の渡渉(9:50) ⇒ ヨビヤ峠分岐(10:15) ⇒ 田代登山口(10:20〜30) ⇒ 砥石郷山山頂(11:30) ⇒ 夏焼峠(12:00) ⇒ 牛小屋高原駐車場(12:15)   【総時間 3時間15分】


砥石郷山山頂

里キンpart2の4峰目,砥石郷山を歩いてきた。
今回はこの山だけなので,牛小屋高原から牛小屋谷を田代まで下り,砥石郷山を登って夏焼峠から帰って来る周回コースにした。
牛小屋谷を歩くのは初めてたが,登山道や丸木橋が流され,倒木が道を塞ぐなど思っていたより荒れていた。ただし,紅葉は抜群だった。
牛小屋公園キャンプ場を抜け,電気柵を跨いで堰堤管理道を進む。大堰堤から下流は登山道に変る。
牛小屋谷は紅葉が進み,ちょうど見頃だった。谷を下るにつれ,紅葉や黄葉が美しく,落ち葉で彩られた渓流に目を奪われ,なかなか前に進めない。
堰堤から8分ほど進むと登山道が崩れていた。右岸に渡ったがその先が無く,探すと直ぐに左岸に渡り直した所に登山道らしき跡。これが正解で暫く左岸を歩く。
途中,赤や黄色の落ち葉を纏ったぬめり滝にちょっと感動!
先ほどの渡渉箇所から10分ほどで右岸に渡り,最後の赤い橋まで右岸を歩く。ただし,途中に大きな倒木があり,急斜面だったので迂回するのに苦労した。
田代集落跡の杉林を抜け,赤い橋を渡ると1分で砥石郷山の田代登山口に出る。
ここから山頂まで比高500m強を一気に登る。始めは急傾斜の松林をジグを切りながら登るが,15分もすると次は広葉樹の急斜面を1本道が駆け上がる。
一つ越えてもまた一つと急斜面が続く。標高850m付近にゆるやかな箇所もあるが,九割九分急傾斜だ。しかも,登れば登るほど勾配はきつくなる気がした。
後半になると粘土質の土や落ち葉で足元が滑るのでトラロープをしっかり握り締めながら体を引き揚げた。
なんとか1時間でクリアーしたが,砥石郷山の山頂広場には展望は無く,山頂写真を撮って直ぐさま下山に入った。
元来,この砥石郷山は人気の無い山だが,今回,里キンpart2に選ばれたせいか,夏焼峠に下るルートでは沢山の人とすれ違った。ちなみに紅葉の綺麗な牛小屋谷では誰とも出会わなかった。
帰りの1166mピークで本日唯一の展望,恐羅漢山や十方山を望み,牛小屋高原に下った。