出発日 令和3年10月9日(土)
目的地 安芸太田町 天杉山(1,173.4m) 〜 恐羅漢山(1,346.2m)  足跡 ⇒ 
行 程 牛小屋高原駐車場(8:20) ⇒ 夏焼峠(8:45) ⇒ 中ノ甲林道出合(9:15) ⇒ 作業道分岐(9:25) ⇒ 作業道終点(9:50) ⇒ 縦走路出合(10:05) ⇒ 野田原ノ頭( : ) ⇒ 天杉山山頂(10:35〜45) ⇒ 台所原(11:40) ⇒ 台所原平(11:45〜12:05) ⇒ 恐羅漢山山頂(13:05〜15) ⇒ 牛小屋高原駐車場(13:50)   【総時間 5時間30分】


天杉山山頂

天杉山は笹が深く熊の密集度も高いため,長年,単独での縦走を見送っていたが,今回,意を決して?歩くことにした。
牛小屋高原から夏焼峠を経て,杉の植林地を中ノ甲林道に下った。
朝方は秋の爽やかさが残っていたものの陽が登るにつれ気温が上がり,10月だというのに暑いほどだ。
できれば中ノ甲林道からホタノコヤ谷を登りたかったが情報が少なく,ヘアピンカーブのすぐ先の作業道から野田原の頭に上がるルートにした。
廃れた作業道を30分ほど上がると終点で,ここから登山道になる。稜線の縦走路手前で少し深い笹藪となるが踏み跡はしっかりあり,15分で縦走路に出た。
縦走路は最近草刈りがされたようで,野田原の頭を経て天杉山までは幅2mのハイウェイが続いていた。
途中,ホタノコヤ谷に下る分岐から谷に少し下りてみたが,藪化が進みルートは消失気味だった。やはりこのルートを諦めて正解だった。間違いなく途中で途方に暮れたであろう。
分岐から少しばかりきつい斜面を登り切ると天杉山山頂に着いた。
念願の天杉山の山頂だが展望は全くなく,綺麗に草刈された広場にリンドウが咲いていたのが救いだった。
ここら台所原まで草刈りは一切なく,膝から腰程度までの笹道が多かったが,テープや踏み跡がしっかりしてルートに不安はない。
ただし,この辺りはクマの放獣地とも言われているので,カウベルを付けて一気に下った。お陰で中ノ川山のピークに気付かず通過してしまった。
野田原の頭から天杉山を経て台所原まで展望はないもの周りのミズナラやブナの林は美しく,秋が深まるにつれ紅葉が楽しめるだろう。
台所原平で昼食を取った後,恐羅漢山に登り返したが,標高が200mも上がったせいか山頂付近は紅葉が始っていた。
恐羅漢山の山頂で展望を楽しんだ後,人工降雪機の長い放射銃が並ぶゲレンデを下り牛小屋高原に戻った。
備 考  今回の花図鑑はこちら ⇒