燕岩の山頂
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日曜日の山行なので,軽めの山を探していると龍頭山の北山麓を一望にできる北広島町の燕岩に当たった。
まず陰陽分水嶺碑の真向かいの駐車場に車を置かせてもらい別荘地と反対側の林道を上がる。5分ほどで入口のある給水タンクに着くが,草茫々で突入する元気が出ない。他に抜け道がないか探すも無し。仕方なく足元も見えないブッシュに突入。50〜60mほどだが前夜の雨で葉が濡れており,ズボンがビシャビシャになってしまった。
ブッシュを抜けても荒れた林道でこれを詰めて桧の植林地に入る。植林地に下草はなく安心していたら,笹で覆われた箇所に出てガックリ。
小さなコブを越えて前コブの斜面を登って行くと丸っこい岩がある。ここから道は右手にトラバースする。
谷間に出て谷筋が左右に分かれている箇所に出た。右手を見ると脱色しかけたピンクのリボン。ここで地図を確認すれば正規ルートが左側であることは一目瞭然なのが,それを怠るのが私。右手の谷筋を進むと当然道は消失し,仕方なく尾根に強引に上がった。
尾根には何かの境界を記した杭や踏み跡っぽいものがあり,主稜線と思われる尾根に向けて再び藪漕ぎを開始。15分ほど格闘し尾根の登山道に出た。
登山道を詰めて燕岩山頂に到着したが,三角点は笹で覆われ,周りも雑木で全く展望はなかった。
山頂から10mほど戻った所にある展望テラスでは,期待どおり正面に龍頭山の北斜面が一望にできた。しかも曇天だと言うのに結構遠望が利き,東郷山,白木山,さらには鷹ノ巣山・カンノ木山まで確認できた。
帰りは,素直に登山道を下り,途中,前コブにも寄ってみたが,ここも展望はなかった。尾根から谷に下ると5分も掛からずに往路で迷った分岐?に出た。反省しきりであるが,性分なので仕方ない!
後は,往路を下り,2時間ほどの山歩きを終了した。
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