出発日 令和2年7月19日(日)
目的地 島根県雲南市  吉田毛無山(1,062m) 〜 鉄屋山(1,051.4m)  足跡 ⇒ 
行 程 新生坊峠駐車場(8:50) ⇒ 毛無山展望台(9:16) ⇒ 吉田毛無山(9:55〜10:05) ⇒ 芦谷別れ(10:31) ⇒ 鉄屋山(10:55) ⇒ 吉田毛無山(11:35〜12:05) ⇒ 新生坊峠駐車場(12:50)    【総時間 4時間】


吉田毛無山山頂

今回は,Iさんと1ヶ月ぶりの遠征。今回の吉田毛無山で,広島県内・県境にある毛無山〔大暮毛無山・福田頭・吉田毛無山・高野毛無山・毛無山(比婆山連峰)〕の踏査が終了する。
鯛ノ巣山まで足を延ばしたいところだが,車が2台必要なので,鯛ノ巣山は諦め,新生坊峠から吉田毛無山・鉄屋山のピストンにした。
標高925mの峠の駐車場に車を置き出発。すると峠の休憩所のヒヨドリバナにアサギマダラやウラギンヒョウモン?が競うように群がっていた。
一心不乱に吸蜜し,触れるほど近づいても逃げない。初めての光景だった。
整備された登山道を進むと20分足らずで展望台に上がった。
南西側には台形の大万木山が座り,西側の奥には三瓶山の山頂がうっすらと確認できた。
なだらかな尾根が終わり,一旦50mほど下って本日最大比高100mの急斜面を登る。
山頂近くになるとようやく勾配はなだらかになり綺麗なブナ林が広がった。
吉田毛無山の山頂は綺麗に刈り込まれ,花はほとんど残っていなかったが,あたり一面にツルアシドオシが群生していた。また,大万木山のようにデカくはないが,ここにもミニサイズの蛸ブナがあった。
毛無山山頂から鉄屋山に向うルートはほとんど歩かれないのか,道は消えてはいないが,時には胸や腰まである笹薮を泳ぐ箇所もあった。
二段になっている斜面を下り,鉄屋山山頂まで比高90mを一気に上がる。
残念なことに山頂はプレートもなければ,展望も広場もない。笹に埋もれた三等三角点がひっそり立っていただけだった。
帰りは,素直に往路を引き返した。
備 考  今回の花図鑑はこちら ⇒