出発日 令和2年5月17日(日)
目的地 大竹市  瓦小屋山(663.6m) 〜 三倉岳(701.6m)   足跡 ⇒ 
行 程 大栗林登山口(8:10) ⇒ 巡視路別れ(8:18) ⇒ 大栗林分岐(9:23) ⇒ 瓦小屋山山頂(9:40〜55) ⇒ 三倉岳山頂(10:45〜55) ⇒ 夕陽岳(11:08〜28) ⇒ 中岳(11:44) ⇒ 朝日岳(12:00) ⇒ 四合目小屋分岐(12:26) ⇒ Aコース分岐(12:31) ⇒ Bコース登山口(12:45) ⇒ 三倉平駐車場(12:47)  【総時間 4時間37分】

瓦小屋山山頂


三倉岳山頂

今回は瓦小屋山から三倉岳に縦走するため,車を三倉平駐車場に置き,自転車で大栗林登山口まで引き返した。
登山口から中電の巡視路を登って行くと左手に山に上がる分岐がある。
分岐から上って行くと下草の羊歯が徐々に増え,ルートを覆ってきた。
しかも未明の雨で濡れており,腰から下はびしょ濡れだ。
山に入って20分もすると羊歯は一層深くなり勾配もきつくなった。
更に20分ほど登り縦走路の直下まで来るとやっと足元の羊歯が消えてくれた。
大栗林分岐から瓦小屋山の山頂に向う前に南側の640ピークに行ってみたが展望はなく,再度分岐まで戻り,瓦小屋山へ向かった。
山頂の手前の岩場で振り返るとカミソリ岩や640ピークの奥に白滝山・黒滝山が望めた。
瓦小屋山の山頂で,ずぶ濡れの靴を脱ぎ,ソックスを絞って暫し休憩。
ズボンが濡れて重かったせいか,疲れて足が重くなってしまった。
三倉岳に向かうと次のピークからの下りで少し視界が開け,左側に羅漢山,正面には燈篭岩・三倉岳・夕陽岳が望めた。
雨で滑りやすくなった谷を下り,燈篭岩に向かって登り返すと起伏は少なくなる。
瓦小屋山から50分ほどで到着した三倉岳山頂には展望も何もない。
小休憩した後,夕陽岳に向かった。夕陽岳の直下の北斜面にはイワカガミが名残惜しそうに数輪咲いていた。
夕陽岳の張出岩には先客が展望を楽しんでいた。
自分も昼食を取りながら展望〔北東に大峯山・大野権現山,手前に中岳・朝日岳, 南東に笠山〕を楽しんだ。
夕陽岳から中岳の間は,通行禁止だが,自己責任で進入(侵入?)。
昨日の雨で岩が濡れており,鎖場〔覗き込んで,振り返って〕を下りるのは上る時の数倍はスリルがあった。
中岳のピークにも先客が一人いて景色を楽しんでいた。
礼儀として朝日岳の展望岩にも寄ってから下山した。
こちらのBコースは朝の上りルートと違い,急な石段が標高370m付近まで続いている。歩きやすいものの石段は膝への負担が大きく,平坦となるAコース分岐あたりでは痛みが出てきた。
膝に故障を抱える身には,どちらから登っても手強い山だと思った。
備 考  今回の花図鑑はこちら ⇒