出発日 令和2年11月8日(日)
目的地 廿日市市 大峯山(1050m) 〜 西大峯山(1009.7m) 足跡 ⇒ 
行 程 下川上駐車場(8:10) ⇒ 貯水槽(8:20) ⇒ 5合目(8:45) ⇒ 三角点〔分岐〕(9:15) ⇒ 大峯山山頂(9:20〜40) ⇒ 西のた鞍部(10:05) ⇒ 西大峯山(10:25〜30) ⇒ オオネントウ(11:00) ⇒ タキ谷峠(11:20) ⇒ タキ谷口(10:35) ⇒ 滝のコース登山口(11:40)
   【総時間 3時間30分】


大峯山山頂

先週歩いた湯来冠山は,平地からだとうまく山頂や山の全体像が撮れなかった。
そこで何とか他の山からでも撮れないかと地図で探していると湯来冠山の真南にある大峯山からなら大丈夫そうと分かり,紅葉狩りを兼ねて出掛けて来た。
今回は大峯〜西大峯〜オオネントウと縦走するつもりなので,下山口の滝コース入口に自転車をデポした後,下川上の駐車場から歩き始めた。
10分ほどで貯水槽に着き,杉林に突入。冷えた谷筋の急斜面を登る。尾根に出ると右側は天然林で綺麗な紅葉だった。
ただし,紅葉はシロモジの黄葉が中心でそれにミズナラの赤茶が混じる感じで鮮やかな赤色のコハウチワカエデやウリハダカエデはあまり見当たらない。
十分紅葉を楽しみながらゆっくりと急勾配の登山道を登って行った。傾斜がなだらかになったと思ったら大峯山の三角点がある稜線分岐に着いた。
大峯山の山頂はすぐそこだ。
久しぶりに晴天時に登ったので遠望はできたが,湿気が多いせいか透明感がなく山座同定には不向きだった。それでも何とか三倉岳,羅漢山,吉和冠山,東郷山などは同定できたが,肝心の湯来冠山はと言うと地図を忘れてしまったため,同定が難しく真北の山を取り敢えず撮影して帰ることにした。残念!
西大峯山に向う途中,峯太郎ブナに寄ってみると相変わらず枝を大きく広げ,少しだけだが葉を残していた。
縦走路は最近笹が刈られたようで笹の葉が落葉を覆っていた。縦走路もシロモジの木が多く,黄色の絨毯が続いていた。
所々に赤く紅葉したブナの木?があったが,よく見ると落葉したブナの木の背後のコハウチワカエデが赤く衣を纏わせており,勘違いをしてしまった。
冬の茶色一色の寒々しい絨毯ではなく,温かみのある縦走路は気分も軽くアッと言う間に西大峯山山頂に到着。
しかし,山頂からの展望はあまり良くないのですぐに縦走開始。
西大峯山からオオネントウに向っては所々に膝までの笹路があるなどやはり歩かれていない。しかし,下るにつれ紅葉が残りだし,オオネントウの山頂広場は赤や黄色の葉で覆いつくされていた。
山頂から急な坂を一気にタキ谷峠に下る。峠の鞍部にはプレートの類はないがここで尾根道は消え,谷に向かってテープが付いている。テープに誘われ急な谷道を下りる。 10分ほどで傾斜は緩やかになるがテープも消える。踏み跡を辿ると5分ほどで林道がカーブする箇所に出た。しかし,ここにも谷ルートの案内プレートはなかった。逆コースだとこの道を発見するのは至難の業か?