傘山山頂
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昨年11月に右膝の半月板を痛めたものの,2ヶ月の静養と治療で痛みがだいぶ治まったので,今年の歩き初めを兼ねて傘山を中腹から歩くことにした。
膝に痛みが出ないようゆっくりと歩くことにし,念のため娘をサポート役として同行させた。
標高380mの東登山口に駐車し,法面に作られた階段を上って東尾根に取り付く。
今回は傘山八景を丹念に立ち寄ることとし,20分ほどで一番目の「一息岩」に到着した。ここからは,経小屋山の奥に宮島の岩船岳や弥山が見えた。
次が「花見岩」だが,未だここで花を見たことが無い。どんな花がいつ咲くのだろう。
3番目の「岩廊下」から岩尾根が続く。景色も良好で南西側に忠四郎山,北東側に野貝原山が望めた。
4番目の「岩舞台」と5番目の「孤高の松」からは瀬戸の海が一望にできたが逆光で写真としては色が飛んでしまった。
6番目の「桃割岩」,7番目の「御主樫」を過ぎ,反射板の設置されたピークに上がる。
7番目の「天狗の踊場」では,廿日市の北部の山々が見渡せた。
天狗の踊場から一旦鞍部に下り,8番目の「鬼舌岩」のある比高70mの急坂を上り返すとそこが傘山山頂だ。ただし,山頂からの展望は良くない。
八景の9番目?が「極楽岩」で北側の展望は抜群で,西から羅漢山,少し雪化粧した吉和冠山,大峯山の懸崖,大野権現山と馴染みの山々が見渡せた。
極楽岩から下る急斜面に八景の最後となる10番目の「瀬戸見松」があった。
西尾根コースははっきりしていたが,最後の鉄塔から巡視路に入ってしまい,車道に降りた所は西登山口の近くだった。最後の最後でルートを外れてしまった。
いつもは2時間ちょっとのコースを今回はゆっくり歩いた上,八景毎に休んだため,倍近く掛かったが,お陰で翌日も膝の痛みは出なかった。
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