出発日 令和元年8月5日(月)
目的地 広島市佐伯区  湯来冠山(1004.2m) 足跡 ⇒ 
行 程 駐車地(10:05) ⇒ 日入谷登山口(10:10) ⇒ お社(10:23) ⇒ 鞍部分岐(11:04〜10) ⇒ 湯来冠山山頂(11:48〜12:08) ⇒ 鞍部分岐(12:28) ⇒ 690ピーク(12:35) ⇒ 打尾谷砂防堰堤登山口(13:01)    【総時間 2時間56分】


湯来冠山山頂

夏休暇を利用して,湯来冠山を歩くことにした。
今回は, 『山歩きと山野草のページさん』の記録を片手に打尾谷に下りることにした。
ただし,このコースだと登山口と下山口が離れるため,予め打尾谷の林道口に自転車をデポして,日入谷に向かった。
湯来冠山の案内看板が立つ道路横の空地に車を止め,日入谷登山口に向かう。
登山口から植林された杉林の中を進むが,既に陽は高く,蒸し暑い。
15分足らずでお社に到着,ここを過ぎると羊歯が広がり,一見するとルートが分からない。あまり歩かれていないのだろうか。
徐々に傾斜がきつくなり,ジグを切りながら羊歯道を登るが,歩けども歩けども稜線が低くならない。
お社から40分,ようやく稜線の鞍部(標高700m)に上がった。
更に,ここから山頂まで標高差300m,5段の急斜面が待っていた。
一つ越えると次の急斜面が現れ,それを超えるとまた急斜面,最後の急斜面にはトラロープまで張ってあった。
汗ダクダクでようやくたどり着いた山頂に展望は無く,わずかに吉和冠山の懸崖が望めるだけだった。
途中も展望は一切無く,行程の辛さを考えると精神的にタフでないと嫌になりそうな山だ。
稜線鞍部の分岐まで戻り,いよいよ打尾谷に向かう。まず690ピークに上がり,左の尾根を下って行く。
基本,尾根をトレースしていけば,所々にある脱色したテープが安心させてくれる。
ただし,最後の最後に超々の急勾配の斜面がある。ここにはルートは無いみたいで,木に掴まりながら,ひたすらすべり落ちる。
斜面を下りきり,少し進むと打尾谷集落の砂防堰堤に出た。
ここから林道口までは数分だった。