記 録
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9時52分 木ノ宗山山頂
昼から雨模様の予報なので近場を歩くことにした。
JR上深川駅を下車し,養老橋の登山口に向かう。
尾根に上がる道はいきなり急勾配で始まり,25分ほど続いた後,平坦な尾根道に変わる。
東側が伐採された展望所があり,呉娑々宇山・藤ヶ丸山が望めた。
再び勾配がきつくなるが,10分ほどで木ノ宗山の山頂に到着した。
山頂からは,北東に白木山,南に呉娑々宇山,南西に二ヶ城山,北西に阿武山と市内の有名所が一望にできた。
木ノ宗山山頂から転げ落ちるように急斜面を下り,三田ヶ峠にある木ノ宗山憩の森に向かった。
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12時05分 二ヶ城山山頂
木ノ宗山憩の森からも最初の尾根の肩までは急勾配の道が続く。
ふと横を見ると沢が抉れている。昨年の土石流の爪跡みたいだ。
登り始めて30分ほどで最初のピーク「イスノ丘山」に到着する。
5年前に歩いた時に比べ,ルートは手入れがされ,プレート・案内板の類は,むしろ多すぎるぐらいだ。
地元の愛好会がルート整備に力を入れているのだろう。
折敷谷山・真伏山のピークを通過し,2つ目の鉄塔に着く。この鉄塔の北側には,木ノ宗山の奥に白木山や高鉢山が一望にできるお気に入りの展望場所がある。
更に,10分ほど登ると二ヶ城山の山頂に到着した。
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13時25分 松笠山山頂
今にも雨が降りそうな暗い空が広がる市内の景色を見ながら,少々昼休憩した。
山頂から蝦蟇ヶ峠までは,なだらかな尾根道が続く。
予報どおり雨が降ってきたが,樹林帯なので雨に濡れずに助かった。
途中,尾根道の直ぐ下から斜面が崩壊しており,土石流がここから始まったようだ。
40分ほどで峠まで下り,菰口憩の森から松笠山に向かう。
急な斜面を20分ほどで尾根道に出た。山頂は誰も居らず静かだった。
下山は松笠観音寺から戸坂駅に下ったが,境内にも斜面崩壊の跡が残っており,改めて昨年の土石流の凄まじさを思い出した。
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