出発日 平成31年3月24日(日)
目的地 山口県防府市  右田ヶ岳(426m)  足跡 ⇒ 
行 程 登山者駐車場(8:08) ⇒ 塔之岡(旧)登山口(8:23) ⇒ 塔之岡分岐(8:56) ⇒ 縦走路出合(9:37) ⇒ 展望食堂(9:39〜49) ⇒ 三谷山分岐(10:08) ⇒ 右田ヶ岳山頂(10:27〜37) ⇒ 北〔沢沿い〕コース分岐(10:41) ⇒ 砂防堰堤(11:06〜16) ⇒ 右田ヶ岳山頂(12:04〜35) ⇒ トラバース分岐(13:15) ⇒ 大岩壁(13:42〜55) ⇒ トラバース分岐(14:32) ⇒ 片山コース下山口(14:55) ⇒ 登山者駐車場(15:15)
   【総時間 7時間07分】
記 録

9時09分 ガレ沢コース


今年初の遠征,I さんと右田ヶ岳を歩くことにした。
登山者駐車場から20分ほど歩いた塔之岡墓地から山に入る。
この登山口は今は使われていないらしく,ルートは消えかけていた。
5分ほどで正規の塔之岡コースに合流,更に7分ほどで木の橋が架かる沢に出る。 この橋を渡るのが塔之岡コースだが,今回は,この沢を詰めて尾根の縦走路に上がる「ガレ沢コース」を行くのだそうだ。
沢は,河床が岩なので歩き易かったが,高度が上がるにつれ勾配がきつくなり,風化花崗岩に岩が混じるガレ沢になった。
土石流の爪痕が残る沢を登ること40分ほどで縦走路に上がった。

10時27分 右田ヶ岳山頂


縦走路出合から一旦右手のピークに上り展望食堂に行ってみた。
ここから,右田ヶ岳に続く岩峰が一望にできたが,生憎と右田ヶ岳の山頂は手前の尾根でほぼほぼ隠れていた。しかし良く見ると,山頂の日章旗はしっかり確認できた。
ここから三谷山分岐のある小ピークまでの上りにはアセビやシキミの花が咲き,心が和む。
1回目の右田ヶ岳の山頂は,まだ時間が早いせいかそれほどいなかったが,一等席は常連さん達が休憩中だった。
この山は防府市が一望できるものの,景色より岩場歩きが楽しい山なので,休憩もそこそこに北コースに向かった。


11時41分 北〔尾根〕コース


山頂から三谷山方向に少し下った所に北〔沢沿い〕コース分岐があるが,プレートの類は一切無いので,コースを知らなければ下る気になれない。
案の条,急斜面をずり落ちるように下る。
右岸のルートは高い位置にあるが,沢を覗くとどうやら昔,ここも土石流が下ったようだ。
20分ほどで砂防堰堤に下りた。
小休憩の後,今度は,北〔尾根〕コースで右田ヶ岳山頂を目指した。
このコースには途中,2箇所の岩場があり,結構,急なのでロープが張ってあるが,脱色して頼るには信用が置けない。
なので,岩が濡れていると登れないコースだ。

12時04分 右田ヶ岳山頂


岩場と格闘しながらも北〔尾根〕コースを50分ほどでクリアーし,2回目の山頂に到着した。
今度は,ちょうどお昼時でもあったため,山頂は40〜50人ほどの団体さんで占領されていた。
少し離れた所で,ゆっくりと景色を楽しみながら昼休憩を取った。
後は,片山コースを下って,防府市内の温泉でゆっくりと汗を流して,夕刻には広島に帰る予定だったのだが,下山途中に気が変わり,1時間の延長戦となってしまった。


13時17分 トラバース分岐


山頂から西ノ峯に向かい,片山コースを下りたが,このコースもロープ付きの岩場のオンパレードだった。
楽しいのは楽しいが,やはり緊張する。
左手には,右田ヶ岳のシンボル?の大岩壁が横たわっていた。
この大岩壁には尾根コースと直登する勝坂本コースがあるのだが,一見すると本コースはクライミングに近い斜度に見える。
と思うと疲れているが,勝坂本コースを登りたくなってしまった。

13時52分 大岩壁


トラバース分岐を右手に取り,本コース分岐から登りはじめる。
最初は階段状に積まれた岩道だが,徐々に傾斜が急になり,最後は3点確保,手足をフル稼働だ。
最後は下を見たくないほどの傾斜で,かなりスリルがある。
本コースを15分ほどでクリアーし,大岩壁に到着。ここにある大岩は,どうして落ちないのか不思議だ。
大岩壁から尾根コースを下ったが,こちらも岩場,岩場の連続でスリルを十分に楽しめた。
備 考  今回の花図鑑はこちら ⇒