出発日 平成31年3月23日(土)
目的地 廿日市市  西大峯山(1,009.8m) 〜 大峯山(1,1,050m)  足跡 ⇒ 
行 程 西大峯登山口(10:00) ⇒ 七人墓(10:12) ⇒ 細い滝(10:36) ⇒ 縦走路出合(10:54) ⇒ 西大峯山山頂(11:02〜12) ⇒ 西のた鞍部(11:25) ⇒ 峯太郎ブナ(11:50) ⇒ 三角点分岐(11:57) ⇒ 大峯山山頂(12:01〜07) ⇒ 廻り縁(12:14) ⇒ 三角点分岐(12:24) ⇒ 貯水槽(12:59) ⇒ 登山者駐車場(13:07)
   【総時間 3時07分】
記 録

10時36分 細い滝


3月は1度も山を歩いておらず,これまは不味いと大峯山へと車を走らせた。
今回は,西大峯山から大峯山に縦走するので,車を大峯山側に置き,自転車で西大峯山の登山口に向う。
登山口は,杉林の手前で丸木橋を渡った所にあり,ここから山に入る。
暗い杉林の中を10分ほど歩くと七人墓に着いたが,石碑は二つしか見えなかった。
墓から4分ほどで沢が左右に分かれるので,渡渉して中尾根を登る。
尾根に上がると明るい落葉樹林帯になり,3分ほどで細長い滝が現れる。
林床が丈の低い笹に変わるものの,明るい尾根道を登っていくと15分ほどで,く西大峯山と大峯山をつなぐ主稜線の縦走路に出た。


11時02分 西大峯山山頂


まずは,西大峯山に向った。
縦走路は,葉を落としたシロモジやミズナラの林で空が透けて見え,歩いていても気持ちがいい。
西大峯山の山頂広場は,北西側と南側の木が切り払われていたが,生憎の天気で遠望が全く利かない。
西北の奥(楕円)にかすかに白く見えるのは女鹿平山のスキー場だろうか。
大峯山への縦走路は,ほとんどが落葉樹林帯なので冬は明るく歩き易いが,西のた鞍部だけは杉林の暗い平坦地で,少しルートが分かり難い。
西のた鞍部から963ピークを越えて標高1000mまで登って来ると右手に大きなブナの木が現れる。
峯太郎ブナだ。


12時01分 大峯山山頂


西大峰山から50分ほどで大峯山山頂に到着した。
山頂は,抜群の展望地なのだが,今日は雪雲で暗く,遠くは白く霞んでいる。
肉眼で確認できるのは,山頂の造成地が痛ましい野貝原山,大野権現山の奥には宮島の山々や経小屋山,上勝成山の奥の三倉岳ぐらいだ。
折角なので,廻り縁まで行ったものの,今回も廻らず岩のテラスから下を覗き込んで終わり。
下山する頃に小雪が舞いだし,下るにつれみぞれから雨に変わった。
下山に使った登山道は急勾配の木段仕様で濡れると滑るし,しかも1段1段が高く,膝にはとても負担になる。
やはり,こちらは上りに使うべきだったと後悔した。