大佐山山頂
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予報では,大きな晴れマーク一つで快晴とのこと。
そこで,先週痛めた膝に優しく,展望が望める大佐山を歩くことにした。ただし,もしもの場合に備えて,サポートに娘を借り出した。
大佐スキー場のレストハウスからゲレンデの管理道を通って中腹の暗部に上がると北広島町消防組合が訓練の真っ最中だった。
挨拶しながら横を通らせてもらい,チャンピオンコースを登った。
少し湿り気の多い個所では数種類の苔があったものの,秋も深まりほとんど花は残っていない。それでもススキの中を丹念に探しながら歩いているとリンドウやアキノキリンソウがしぶとくまだ咲いていた。
チャンピオンコースを登り切ると天辺からは,高杉山や天狗石山が望めた。
鞍部にあるカフェテリア(もちろん休業中)前で小休憩,ここから大佐山を見上げると紅葉に包まれた山頂が見えた。
里見尾根コースを登っていると何やら空の様子がおかしい。雲が厚くなったと思ったら,暗い雲が流れて来た。晴れるんじゃなかったのかい!と思わずグチる。
里見尾根コースでようやくゲレンデ歩きが終わり,登山道?に入ったが,わずか5分ほどで大佐山の山頂に到着してしまった。
ものの10分ほどで天候は急激に変わり,山頂に到着した頃には,あたりは真っ白で,わずかに麓が見えるだけ。
晴れていれば,阿佐山から天狗石山,臥龍山や十方山・恐羅漢山などが一望にできたと思うと実に残念だ。
山頂からの下りで恐れていた膝の痛みがぶり返してきたので,ゆっくりゆっくりと実にゆっくりと周りの紅葉・を楽しみながら下った。
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