記 録
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9時08分 十字分岐
昨日,大土山からの帰りに取り付きを確認しようと見に行ったところ,県道29号から山田集落へ向う橋がこの間の豪雨により通行禁止になっており,今日は一つ南の集落から山越えで進入した。
山田川を詰め,「駐車場まで1.5km」の看板バスも越えて進入したが,ここも豪雨で林道が傷んでおり,やむなく看板の手前の広場までバック!
始めは轍程度だったが,奥に進むにつれ道路の損壊状況は激しくなり,路盤がはがれた箇所や幅員の3/4が川に落ち込むように崩壊した箇所など惨憺たる有様だった。
本来の駐車場登山口からも登山道は崩壊し,岩だらけの川筋を登る。
5分ほどで左岸に「叶木山官行造林地」の看板が見え,左岸に渡る。
後は,整備された桧林の中をひたすら歩いて,登山口から30分ほどで十字分岐に到着した。
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9時33分 カンノ木山山頂
今日の目的は鷹ノ巣山なのでカンノ木山はカットしても良いのだが,それではあまりにも失礼なので,とりあえず登って来た。
十字分岐からいきなりの急登でまた汗をかいてしまった。
今年は,やたらとアブやブトが多く,汗をかくとしつこく襲ってくる。
シャツが薄いとシャツ越しに噛んでくるので始末が悪い。
タオルを振り回しながら歩かないと餌食になる。
十字分岐からカンノ木山山頂までは,コアジサイが登山道の両脇に茂っていて,6月頃はきっと綺麗なコアジサイロードが楽しめることだろう。
分岐から25分ほどでカンノ木山山頂に到着。
山頂からの展望はと言うと直ぐ隣の鷹ノ巣山が見えるだけで,眼下の福富の町でさえ白く靄ってはっきりしなかった。
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10時25分 鷹ノ巣山山頂
再び十字分岐に戻り,鷹ノ巣山を目指したが,こちらもカンノ木山同様,急勾配の上りが待ち構えていた。
桧の植林地の斜面を登ること25分,ようやく主稜線に上がった。
なだらかな尾根を詰めると草原に展望台が立つ鷹ノ巣山山頂に到着した。
山頂の周りの樹が結構高いので,展望台に上ろうとすると立入禁止の黄色いテープ。
階段等が老朽化したためか?と考え,自己責任でそっと登ってみた。
やはり展望台の高さはありがたく,白く靄っていたものの,それで鎌倉寺山の両側に安駄山と白木山を望むことができた。
ただし,カンノ木山同様,南側の展望はさっぱりだった。
再び,十字分岐まで戻り,山田集落に下ったのだが,林道の復旧には相当の時間と予算が必要で,暫くは最奥民家からの歩きとなるだろう。
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