記 録
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8時51分 高天原
今年の山の日は,安芸高田市の大土山を歩くことにした。
時間があれば帰りに鷹ノ巣山も登ろうと急い家を出たら,登山靴を忘れてしまい,スニーカーで歩くことになった。
まず,下山口の土橋に自転車をデポし,憩いの森から出発。
5分も歩くと勾配のきつい階段が現れ,汗が噴出した。
更に15分ほどで真っ白な大鳥居のある峠に出た。
せっかくなので大鳥居の奥の高天原まで足を伸ばした。
広場には,千畳敷と呼ばれる巨石がある。
真東に鉄塔のある大土山の山頂がちょこんと見えた。
岩の上に上がれば,ばっちり見えると思うが罰当たりなのでさすがにできなかった。
なお,高天原からは,本日唯一の展望が開け,神ノ倉山や荒谷山などを望むことができた。
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10時07分 大土山山頂
峠に戻り,ここから山頂までは延々と土塁に沿って登って行く。
分水嶺の尾根で,この尾根の西側は瀬戸内海へ,東側は日本海へと水が流れるそうだ。
樹林帯の中なので風が通らず,真夏に歩くには辛い。
30分ほどでようやく778.8ピークに到着。ここでルートは左に90度折れ,一旦,下りになる。
この辺りは道が不明瞭なので慎重に下っていると鹿避け?ネットが現れ,土塁とネットの狭い間を抜けていく。
大土山の手前の念仏岩に寄ってみた。5mほどの大岩に『南無阿弥陀仏』と彫られていた。
再度,本線に戻り,アセビと土塁に挟まれた道を進むと10分ほどで電波塔が建つ大土山山頂に出た。
広場には三角点はなく,建物の裏側が少し高く,三角点と山頂の碑があった。
残念ながら,広場にも山頂にも展望は全くない。
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10時22分 潜岩
山頂から8分ほど歩くと『潜岩(こぐりいわ)』に着く。
案内板によると潜り岩の中の鳴岩を鳴らすと「幸せに鳴る。」らしいが,途中で動けなくなるのはこりごりなので,写真を撮るだけにした。
『潜岩』から4分ほど戻った分岐を右に折れ,下山に入った。
すぐに広い林道のような道になり,4分ほどで林道に出た。
林道には案内の類は一切無いが,とりあえず分岐は下っている方を選択しながら歩いていると岩海と呼べそうな岩だらけの場所があった。
林道を25分ほどで,朝,自転車をデポしておいた場所まで下った。
お陰で溶けそうに暑くなったアスファルト舗装の林道を快適に下り,15分ほどで憩いの森まで帰り,本日の山歩きを終了した。
なお,流石にスニーカーでは鷹ノ巣山には登れないので,明日歩くことにして帰ることにした。
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