記 録
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 9時44分 分岐広場〔ケンカワカレ〕
朝起きると予定が変わり,急遽,どこかを歩くことにした。
展望が利いて近場の山と言うことで,白木山をチョイス。
しかし,正面登山道では面白みがないと思い,無謀にも歩いたことの無い椿谷コースを上り,桧尾根コースを下ることにした。
時間が遅いこともあり,ネットでコースだけプリントして出発したが,せめて記録や注釈のあるコースをプリントすれば良かったと思ったのは後の祭り。
白木駅横の脇道に駐車し,椿谷コースの入口がある分岐広場〔ケンカワカレ〕に向かう。
白や赤の旗がぶら下がる広場(登山口)からは,石ゴロ道を避け雑木林の中の小道を歩く。
8分ほどで石ゴロ道 に合流し,次に右岸に渡り,暫くして左岸に渡った所が分岐広場 だ。
椿谷コースは,分岐広場から左側の渓流に沿って進む。
入口のプレート には,中腹で左岸を登り,直進には立入禁止(ドクロ?)マークが付いていた。
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 11時08分 昇竜の滝
分岐広場からは4〜5分毎に左岸・右岸,また左岸と渡渉を繰り返す。
分岐から15分ほどで低い滝 の左岸を登る。
更に進むと椿谷とあって椿が多くなり,椿のトンネル だ。
20分ほどで二つ目の滝,脇を登って右岸に渡り,その奥にも滝。
ここで一旦ルートを見失う。
滝の左岸を高巻きしたら右岸にテープを発見。
その次の滝もクリアーしたら目の前に大岩 ,右岸を越えて暫く行くと昇竜の滝 に出た。
ここで完全にルートを見失い,探索すれど頼りのテープはおろか足跡すら発見できなかった。
仕方なく,右岸の急斜面に張り付き,高巻きしたところで左岸にトラバース,小さな張出尾根に上がり,後はひたすら縦走路があるであろう主稜線を目指した。
踏ん張る足がずり落ちるほどの急斜面だったが,下草や茨の類がなかったので,潅木を掴みながら格闘すること30分で無事縦走路に出た。
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 12時00分 白木山山頂
縦走路に出てからは25分ほどで白木山の山頂に到着。
白木山の山頂 は意外と人が少なく,ゆっくりできた。
展望はと言うと少しガスがあったものの,山頂付近まで延びるスキー場のお陰?で,阿佐山・掛頭山 ・恐羅漢山を特定,後は,その絡みで深入山などが判別できた。
東に鷹ノ巣山 ,南東に高鉢山の稜線 ,南は逆光だが,長者山の奥に鉾取山,更にその奥にかすかに灰ヶ峰や野呂山 が確認できた。
約30分眺望を楽しんで下山した。
まず正面コースの水槽の水場 までおり,ここから桧尾根コースに入った。
このコースは,桧の植林地の中の張出尾根 をひたすら下りる。
道は,明確だが,とても急で,夏に登るには最高!のコースとして是非お勧めしたい。(笑)
谷まで下ると桧尾根コースのプレートがあったが,再びルートを消失。
見回すと対岸に直登コースの道が見えたので,無理やり渡渉し,分岐広場に帰ってきた。
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