出発日 平成30年11月17日(土)
目的地 広島市佐伯区  天上山 (972.3m)     足跡 ⇒ 
行 程 一松寺P(8:22) ⇒ 大草谷林道登山口(9:00) ⇒ 610m鞍部(9:53〜10:04) ⇒ 林道出合(10:39〜50) ⇒ 天上山山頂(11:30〜12:11) ⇒ 林道出合(12:53) ⇒ 滝(13:31) ⇒ 天上山林道登山口(14:13)
  【総時間 5時間51分】 
記 録

9時53分 610m鞍部


今回はIさんと天上山を湯来町側から登ることにした。
まずは,下山口となる天上山林道のお宮に車をデポし,登山口のある大草林道に向った。
一松寺奥の空地に駐車させてもらい,熊の絵が書かれた電気ゲートを抜けて大草林道を進む。
約2.1kmほど歩くと天上山登山口と書かれた標柱がある。
ここの標高が約350mで,まずはここから610mの稜線鞍部を目指す。
最初は谷の右岸の急斜面を登り,次に右岸の尾根を乗り越して隣の谷の左岸を登る。
道は落ち葉でフカフカだが,勾配はきつく,時にはジグを切って登る。
一気に200mほど高度を稼ぎ,それからは長いトラバースに入る。
途中,展望はまったくない。
最後に50mほどのコブを超えた所が610m鞍部だった。


11時10分 ロスト


鞍部からは20分ほど笹の尾根道を上がると杉の植林地に入る。
ここら辺りで道が少し怪しくなる。
ちなみにこのコースは最初の登山口以外は分岐にもプレートの類は無く,テープもほとんど無い。
従って,先人のルート図とルートファインディング力が必要になる。
急な植林地を上がると林道に出る。
再び山に入るが,林道の法面上部をトラバースするためとても危険だ。
ルートは,徐々に踏み跡程度になり倒木も多く,歩きづらい。
崩壊地でトラバースを試みるが,ここでとうとう道をロストしてしまった。
探索するも見つからず,やむなく尾根に向って直登することにした。
でるだけ藪を避けて笹の林床部をよじ登った。
お陰でルート的にはショートカット(時間的には倍か?)でき,天上山山頂部にひょこり出た。


11時30分 天上山山頂


登山口から約2時間半,やっとたどり着いた山頂の展望はがっかりだった。
唯一の西側の展望は,伸びた木で寸断されてズタズタだ。
角度を変えながら,確認できたのは,北から深入山・砥石郷山・恐羅漢山・十方山などなど。
下山は,山頂から南下する尾根道を谷底まで一気に下るルートだ。
まずは,途中の林道出合まで一気に比高230mを下る。
途中,木々の隙間から西南西に吉和冠山,南南西に大峯山,南南東に東郷山,東側には白木山など安佐北区の山々が遠望できた。
林道から下の道は,低木の枝が伸びて道が消えかかっていた。
張り出し尾根のピークから右に折れ,谷底に向って急斜面を下る。
に下りてからもルートは不明瞭な箇所が多く,40分ほど掛かって下山口のお宮に着いた。