記 録
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10時03分 阿佐山山頂
今回は薮漕ぎルートを歩きたいとリクエストし,Iさんと阿佐山から天狗石山を歩くことにした。
深山の林道交差点付近に車を置き,車道を詰めて阿佐山登山口に到着。
ここから谷沿いに尾根の二十丁峠を目指した。
登山口から5分ほどで渡渉するが,水量が多いとちょっと難儀かも。
しばらく沢に沿って歩くが,20分ほどで沢を離れ,植林地を登る。
この辺りには,コアジサイの群落が続いているので,6月の時期にはさぞ綺麗だろう。
標高が1000mを越えた頃から明るいブナ林に変わった。
二十丁峠からは,なだらかな尾根が続き,鞍部から阿佐山の山頂までは少し急な上りがあった。
1等三角点が座る山頂だが展望はない。しかし,小屋のベンチは重宝した。
なお,ここまで,薮漕ぎは一切無し。
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10時50分 北峰山頂展望台
瑞穂ハイランドハイランドのある北峰への上り道には,登山道とMTB用のダウンヒルコースの2本あった。
個人的にはトレイルランとの共有にも疑問を持っているので,MTBは更に違和感を感じる。
スキー場のゲレンデに出た所に大きな展望台があり,ここからは南側の大展望が満喫できた。
真南には,歩いてきた阿佐山と毛無山,西側には,山頂に鉄塔の建つ掛頭山,山腹には芸北国際スキー場も見える。
その左に臥龍山,その奥には恐羅漢山や広見山の稜線まで見渡せた。
東側には,南に龍頭山,その奥に堂床山,可部冠山から大掛山の稜線,更にその奥には鉄塔の建つ白木山。
真東には寒曳山や雉子の目山。
ゲレンデの展望台のため少々味気ないが,少しばかり雲っていてもこの展望には大満足だった。
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13時30分 天狗石山山頂
天狗石山への縦走路は,スキーリフトの終点の小屋の裏側から入った。
取り付きこそ分かり難かったものの,縦走路は総じてはっきりしており,楽しみ?だった薮漕ぎはなく,笹薮はあっても腰まででしかもほんの数分だけだった。
どうやらネットで入手した情報が古かったようだ。
三ツ石山を越えてキナイ原までは,展望も無ければ,起伏もほとんど無く,おまけに風もない,ただただ長かった。
キナイ原から天狗石山山頂までは少し上りがあったが,難なくクリアー。
天狗石山からは,薮漕ぎが期待できる佐々木新道を下った。
しかし,笹薮は無く,赤テープも巻き直され,道もはっきりして天狗石山荘まで安心して下れた。
しかも,山頂からオクビ山への分岐となる峠までの間は,ブナ林がとても綺麗で,楽しく歩けた。
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