記 録
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8時40分 笹の絨毯道
久しぶりに「広島百山」の山を歩こうと計画。
できれば,先月歩いた天上山の全景が展望できる山をと天上山の北東に位置する大丸峯を歩くことにした。
長笹集落の駐車場に止め,山に入る。
尾根に上がるまでは谷を詰めるが,まったく風が吹かない。
しかも気温は朝から27℃超え。
登山道は笹が刈り取られているが,そのまま登山道に敷き詰めているので,滑り易く歩き難い。
従って,太腿に負荷が掛かり,汗は滝のように流れ,体力がどんどん削られてしまった。
水場分岐から勾配が急になるが,10分ほどで尾根に上がる。
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9時09分 大丸峯山頂
なだらかな尾根を歩くこと20分足らずで,視界が開けたと思ったらそこが山頂だった。
しかし,大展望かと思ったら,残念ながらガスってガックシ!
それでも近景に見ゆるは,滝山とその奥に牛頭山。
本来ならば,牛頭山の左手奥には堂床山や可部冠山が見えるのだが,今日はぼんやりシルエット。
水分補給をしながら暫し待ってみたが視界は改善せず,仕方なく大岩に行ってみた。
大岩は展望岩には違いないが,2畳ほどの岩で大岩ではない。
ここからの展望も僅かに龍頭山のシルエットが見えるだけだった。
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12時40分 五輪山
次に,加計の五輪山に向かった。
登山口から暫く行くと深く抉られた道に変わり,蒸し暑さもあって気分も落ち込んでしまった。
30分ほどで鎌ヶ原分岐に到着。尾根コースに誘われ鎌ヶ原に向かった。
次の鉄塔では背丈ほどの草で登山道を見失い,ようやく見付けた道は,山を巻くばかりで一向に上に向かわない。
植林帯の端まで来て道が消滅し,上に向かう道を探したものの踏み跡やテープの類が見つからない。
と同時に強い疲労感に襲われ,藪漕ぎする気力も失せてしまい,引き返してしまった。
確かに駐車場の案内図には道が途切れていた。〔〇印の箇所〕
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