記 録
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7時30分 河内神社
今回は,I さんと二人での山行だ。
午後の降雨確率が高く,午前中で下りて来られる山と言うことで,廿日市の鬼ヶ城山を目指した。
鬼ヶ城山は,先月歩いた小五郎山の山頂から見えた,勾配が急で山容がはっきりとしている山だ。
飯山集落の河内神社から出発。
この神社には,胴回り5mを越える杉の大木があり,町の天然記念物に指定されていた。
30分ほど林道を歩き,植林帯の登山道(作業道)に入る。
緩やかな谷を詰めると鞍部があり一休み,ここから山頂に向かって本格的な上りに入る。
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9時14分 鬼ヶ城山山頂
勾配が徐々にきつくなるとともに杉林からリョウブやミズナの自然林に変わり,足元にはコアジサイの群落が続いた。
鳥の囀りや風もない静かな急勾配の道を登っていると山頂の直下には,巨岩が連なり,山名の由来と言われる鬼の住む巨岩の洞窟(じょう)〔おにがじょう〕があった。
暫く,この巨岩の城壁,や洞窟を楽しんだ。
鬼ヶ城山山頂は広場になっているが,周囲は木々で囲まれており,まったく展望は無い。
この山頂には,山口県が建てた可愛いく無いプレートがあった。
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10時32分 874.6ピーク
山頂から稗原峠までの尾根歩きは,ミズナラ林が広がる箇所では腰まである笹の中を歩くことになる。
稗原峠に出た所で,まだ時間があるので,874.6ピークに寄ることにした。
ただし,ルートがはっきりしないので,方向だけ決めて笹薮に突入した。
時に首まである笹に埋もれながら最高点に到達したものの,笹で三角点が分からない。
二人で探して,奇跡的に発見。
再び,藪漕ぎで下っているとテープを発見し,消滅一歩手前のルートで林道まで下った。
なお,今回のルートには展望場所がまったく無く,それが残念だった。
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