記 録
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8時55分 九度瀬の滝
先月の白木山が面白く,今回もIさんに別ルートを案内してもらった。
狩留家に車を置き,青い吊橋を渡る。
直ぐに最奥の人家となり,暫くすると谷道ルート〔工兵道〕の入口に着く。
ここから沢沿いの道は,延々とガレ場のような浮石だらけの道が続く。
おほたつ橋跡から10分ほどで『九度瀬の滝』に到着。
滝のひとつひとつは2m〜5mと小さいが,それが4つ5つと連続している様は,なかなかのものだった。
荒れた林道を歩くこと40分余りで,少し広がった『野遊郷』に出た。
ここを過ぎるとだんだん浮石が少なくなり,少しずつ歩き易くなる。
途中,分岐らしき箇所もあるが,「白木山」の案内プレートに従い,谷を詰めて行く。
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12時05分 白木山山頂
二つ目の分岐を過ぎて,ガレ場の急坂を登っていると右手に振るようにロープが張ってあった。
ここでは,急勾配のトラバースに思わずロープに頼って登ってしまった。
20分ほどで右手の張出尾根に上がったが,更に15分ほど急坂に喘ぎ,やっと主稜線の縦走路に出た。
歩き始めて,ここまでほぼ3時間。
浮石と急坂で思った以上に右膝に無理をさせたようだ。少し痛みが出た。
縦走路を歩くこと40分ほどで白木山山頂に到着した。
山頂には少し雪が残っていたが,風が無いのでさほど寒くは無かった。
ただし,景色はと言うと薄いベールがかかったようにぼんやりとして,遠景は靄に溶け込んでいた。 〔北西側:,南東側:〕
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13時14分 アセビの森
今回も昼食は,野菜たっぷりのキツネ・卵とじうどんを作り,暖を取った。
昼食後,いざ下山と思ったら,?さんがメインルートを下り出した。
何処へ?と思いながらも付いて行くと九合目の水場からルートを外れ,西にトラバースし始めた。
木々の間を暫く歩くと赤テープ,なんとそこは前回の直登ルートだった。
九合目付近の急勾配やアセビの群落は記憶に新しい。
再度,山頂に登り直して,予定のバリエーションコースに向かった。
縦走路の分岐からの下りは,前回の福永コースほど勾配がきつくなく,痛み出した膝には助かった。
このコースは,展望箇所は少ないが,荒れた箇所は道が付け替えられるなど,丁寧に手入れされていた。
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