記 録
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8時30分 似島行きフェリー
日本海に剣先イカを釣りに行く予定が,波が高くてあえなく中止に。
風は強いが天気はまあまあということで,安芸小富士に出かけることにした。
某駅からJR,広島駅から路面電車に乗り継ぎ,自宅から約1時間で宇品港に到着した。
宇品港8時30分発フェリーに乗車したのだが,今日は島内でサッカーの試合があるみたいで,小学生のサッカーチームが大勢乗船していた。 桟橋を離れると目の前に安芸小富士の全容が見えるが,富士の名前のとおり円錐形の綺麗な形をしている。
この山は,14年ぶり2回目だ。
前回は8月で,藪の中で蚊にたかられた苦い記憶があるが,今回は季節柄それも心配ない。
20分ほどの船旅で家下港に到着。
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9時25分 安芸小富士山頂
港から左に折れ,小路を抜けた所に登山口があり,ここから山に入る。
昔は普通の山道だったが,今では尾根分岐の直前までコンクリート舗装がしてあった。
尾根分岐から5分ほどは竹林の中を,その後は雑木林の急坂を登る。
少年自然の家ルートの分岐からなだらかな尾根道となり,再び勾配が急になると上空が開けて来て,40分ほどで安芸小富士の山頂に到着した。
山頂からは,真西に宮島の弥山や経小屋山,双眼鏡では大野権現山の奥にレーダー観測所のドームが光る羅漢山が見えたが,さすがにカメラでは無理だった。
北側には広島市内の山が一望でき,更に海田・呉方面の見慣れた山が見渡せ,しばし眺望を楽しんだ。
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10時40分 下高山山頂
先輩曰く,『似島の眺望は,下高山が一番だった。』とのアドバイスに,今回は足を延ばしてみた。
似島峠から尾根コースに入った。
このコースは,踏み跡はあるものの,まったく手入れされていないため,草茫茫だった。
尾根に上がり通常ルートに合流してからは道が良くなった。
下高山の山頂からは,安芸小富士で見え難かった南側の展望が開け,瀬戸の山々が一望にできた。
〔呉方面:,江田島方面:,能美方面:,宮島方面:〕
昼食を食べながらゆっくりと景色を楽しんでいるといつの間にやら雲が厚く,風も強くなり,気温が下がってきた。
時間もたっぷりあるので,似島学園前まで歩き,フェリーに乗って帰宅した。
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