記 録
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9時19分 分岐広場
久しぶりにIさんと山を歩いてきた。
それも最近とんとんとご無沙汰の白木山だ。
ルートは,上りが直登ルートで下りが福永ルート,いずれもIさん好みのマイナールートらしい。
いつもの正面登山口を通過し,真直ぐ椿谷を詰めて行く。
道はゴコゴロした石が多く,とても歩き難い。
分岐広場までは比較的緩やかな勾配だったが,直登コースに入ると徐々にきつくなり,道も荒れてきた。
しかし,先人の赤テープが要所要所に巻かれていて,道を見失うことは無い。
これなら一人でも来れるかと思うのは甘いか!?
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10時43分 カエデ広場
分岐広場から足場の悪いガレ場のような道を登り,40分余りで『すだれの滝』に到着した。
さらに,急勾配の道に悪戦苦闘すること50分,ウリハダカエデの落ち葉で覆われた『カエデ広場』に到着した。
ここには,目印の大木(恐らくカエデの木?)がある。
椿に囲まれた小岩海帯を通過すると,傾斜はどんどんきつくなり,ロープが張ってある場所は,ロープを借りないと足場が十分に確保できないほどだった。
足も腕も疲れで重くなった頃,ようやく山頂の鳥居の前に上がって来た。
単独峰で上りに3時間も掛かったのは,久しぶりだ。
やはり山が大きいと言うことだろう。
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11時38分 白木山山頂
白木山の山頂は,風も無く,寒さもほどほどで,ゆっくりと景色を楽しめた。
芸北方面はスキー場のある阿佐山,掛頭山,更に大峯山や羅漢山が,呉方面は鉄塔のある絵下山や灰ヶ峰,豊栄方面には鷹ノ巣山やカンノ木山が確認できた。 ※双眼鏡でははっきりと見えたが,写真の解像度には限界があった。
気がつくと1時間ほど眺望を楽んだようで,満足して山頂を後にした。
下りの福永ルートはしかっりしているが,所々に急な下りがあり,登りで疲れた膝に痛みが走った。
福永分岐から1時間半ほどで福永八幡宮に到着した。
とっても疲れたが,白木山の魅力を再発見した山行だった。
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