記 録
|
11時36分 二十畳岩
今回は,近々,先輩夫婦が歩くという鬼ヶ城山から第3尾根を中深川に下りるコースの下見に行くことにした。
上りは上深川駅からメインルートの第1尾根を登った。
登山口から東畑川に沿って谷を詰めて行くと10分ほどで鬼の釜分岐に到着する。
鬼の釜は訪れたことがないので寄り道してみた。
鬼の釜とは,高さ10mほどもあろうかと思う大岩
で,下部に小さな穴
が開いている。
この大岩が釜で穴が焚口か?
再びメインルートに戻り,谷道から尾根道に上がる。
ここから電波塔のある林道までは,階段やジグなど急勾配の登山道
が続く。
途中,展望岩
と二十畳岩で休憩を兼ねて展望を楽しんだ。
二箇所とも南側が開け,右手遠くに宮島の弥山や江田島の宇根山
,正面には長者山の奥に鉄塔のある原山や鉾取山
,左手には高鉢山・安駄山
が一望できた。
|
12時56分 中尾山山頂
電波塔の右手に鬼ヶ城山の登り口があり,10分ほどで展望の無い山頂に到着した。
山頂を通過して鞍部の林道まで下り,更にその下に見える中尾山へ通じる林道に下りる。
林道を中尾山直下まで歩き,そこから山頂まで登山道を直登する。
中尾山の電波塔
はとても立派で市内有数?の大きさだ。
周回フェンスからは展望があると言うが,道路からは木々で全く見えない。
中尾山を下り,鬼ヶ城山の電波塔に向けて林道を引き返す途中,NO.36の電柱の所から天狗岩
に寄ってみた。
木に覆われた岩の天辺からは正面に中尾山
が見えた。〔後で調べたらまだその奥に展望抜群の大岩があるそうだ。〕
再び林道に戻り,8分ほど歩いたNO.47の電柱の所から尾根に入って行く。
10分ほど下った鞍部が第2尾根への分岐で,第3尾根は更に直進し登っていく。
|
14時45分 鉄塔
第3尾根に入ると道がだんだん怪しくなる。
特に,広い尾根は潅木の間をどこでも通れるので,いつの間にか道を外れていることもあり,劣化したテープや切れ切れになったビニール紐を確認しながら慎重に進んで行く。
張り出しコブTから下りに入り,第3尾根の尾根道を外さぬように下っていくと廃道にぶつかる。
ここにS印のテープがある。
左に下りる廃道ではなく,尾根道を直進する超急な勾配の下り道を立ち木にさばりながら下る。
滑るように20分ほど下り,鉄塔
に出た。
ルートは,鉄塔の手前(山側)から右の谷沿いに下りるのだが,どうしてもルートが分からない。
仕方なく尾根を直進する消えかかった道に突入した。
本来のルートがある右側の谷に近づくように下っては引き返し,また下る。最後に薄暗い植林地でうろうろしながらもやっと林道を見つけ一安心した。
|