記 録
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10時33分 崩落地
先週に引き続きITO山の会の例会。
当初は矢筈ヶ山から甲ヶ山・ゴジラの背を歩く予定だったが,前日に脹脛の筋を痛めたこともあり,集合してから烏ヶ山に変更してもらった。
休暇村に車を置き,キャンプ場横の登山口から入山。
最初はなだらかな樹林帯だったが,それも30分ほどで終わり,徐々に勾配がきつくなった。
更に30分も歩くと背を越える笹の急勾配
になり,標高が上がるとともにきつくなってきた。
歩き始めて2時間でようやく主稜線に出ると木々の間から今日歩くはずだった矢筈ヶ山
が見えた。
20分ほど歩くと200〜300mは切れ落ちているであろう崩壊地
に到着した。
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10時33分 南峰
崩落地の横を抜けて,南峰の岩稜
に取り付く。
左側は崩落地の崖なので,スリルを感じながら3点支持で慎重に登って行く。
途中,烏ヶ山の方向を見ると主峰の奥に大山の稜線
【マウスオン】が青空の下に延びていた。
よく見ると矢筈ヶ山から延びる稜線の後方の三角錘が三鈷峰で,一番高いピークが天狗ヶ峰だろうか。
南峰の岩稜を登り切り,北の端から烏ヶ山の主峰
を望む。
山頂の直下の岩壁は左右のどちからにかわすのか直登するのか南峰からではルートが良く分からない。
とりあえず? さんに付いて行ったが,ルートは岩壁の真ん中の割れ目に沿って付いていた。
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10時45分 烏ヶ山山頂
高度感を感じながらも岩壁をクリアー
して,烏ヶ山の山頂に到着。
山頂には360度の大パノラマが待っていたが,ガスが薄く掛かってしまい,景色は今一だった。
昼食を取りながら大山のガスが取れるのを待ってみたが駄目だった。
下山は,南峰に戻り,崩落地の手前から新小屋峠へと向かった。
分岐から10分ほどは,樹林帯ではあるが真下に降りるような急な下り道で,木の枝やロープを補助に慎重に下った。
烏ヶ山の稜線
を振り返ったり,霞む蒜山を眺めながら1230ピークに向った。 最後の1時間は,なだらかなブナの樹林帯
を歩いて新小屋峠に到着した。
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