記 録
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9時50分 高鉢山山頂
本日はITO山の会の例会。
今回は,急遽,大竹の高鉢山を歩くことになった。
まず,前飯谷集落に車を置き,急勾配の砂防ダム管理道を詰める。
アスファルト舗装が切れた先に登山口があり,耕作放棄された石垣積みの畑の脇を登って行く。
気温はそれほど高くは無いが,谷沿いなので湿度が高く,風もないのでとても蒸し暑い。
40分ほどで谷和集落と高鉢山をつなぐ分岐に到着した。
少し水分補給して峠に向かう。
峠からは高鉢山山頂までは,風化花崗岩の小石で滑り易いザレ場をいくつか抜け,どんどん高度を稼ぐ。
ザレ場で振り返る度に視界が広がり,頂上直下のザレ場からは黒滝山や白滝山が一望
にできた。
高鉢山の山頂からも北東の傘山の右側に経小屋山,その奥には宮島の山々
,南東には剣上山の奥に忠四郎山
が確認できた。
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11時37分 展望岩
高鉢山山頂のザレ場の下りはとても滑り易く,足を取られる。
峠から南側の斜面を見るとテープは無いが踏み跡は延びていた。
もしかして黒滝山へ続く縦走路か?とも考えたが,今日は早めに下山する必要があり断念した。
峠から黒滝山の登山口がある三叉路まで一旦150mほど下る。
途中,増水した沢の渡渉や倒木,くもの巣に悩まされた。
三叉路分岐から尾根乗越しまでの急勾配には参った。足に相当な負担が来た。
尾根乗越しから10分ほどで展望岩
に到着する。
ここには大岩が重なり,一番前の岩場からは眼下に弥栄ダム
,正面に岩肌が美しい白滝山
,真北には三倉岳
と大展望が楽しめた。
久しぶりに,鍋焼きうどん(狐うどんをベースに,ワカメ・タマゴ・梅干・たっぷりの刻みネギ)を食べながら大休憩
した。
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12時16分 黒滝山山頂
次の黒滝山は地図では標高点さえないピークだが,白滝山の対岸の似たような山なので対の山として地元で命名されたのだろうか??
山頂は縦走路上にプレートが掛かっているだけのピークだった。
黒滝山の山頂からすぐの所に弥栄1号トンネルへの下り分岐点がある。今回は後飯谷集落を目指すので尾根に沿って南下した。
15分ほどでまたもや見晴らしの良い展望岩に出た。
先ほどの展望岩より弥栄大橋
や白滝山
が大きく見えた。
この展望岩までの道はそれなりにはっきりしていたが,この展望岩以降は踏み跡も消えかかり,頼みのテープも脱色したものしかない。
慎重にルートを探索しながら,自然林・植林帯を抜けてなんとか宮神社にたどり着いた。
途中,足を滑らせて頭からひっくり帰ったので,「無事に!」とは書き難い。
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