記 録
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10時01分 日の平山山頂
本日は,ITO山の会の例会。
今回は,坂原集落からタテイワ谷を詰めて新緑の立岩山から市間山を縦走するコース。
坂原登山口の気温は10℃前後で少しひんやりしていた。
沢の音を聞きながら勾配のある道を進み,倒木に閉口しながらも約30分で二俣に到着。 右の支流に入り,右岸に渡渉後,ジグの急勾配の道が始まる。
栂の大木
を過ぎ,トラバース道で息を整え,更にジグ道を登ると縦走路へとつながるベロ尾根に上がる。
ここから稜線に向けて植林の中を一気に直登し,喘ぐこと30分ほどで縦走路に出た。
この稜線分岐を左に取り,なだらかな稜線を歩き,日の平山の山頂に到着。
山頂に三角点はあるが,展望はまったく無い。
国土地理院の地図では,この山頂が立岩山と表示されているが,本当は次の1134.9mのピークが立岩山だ。
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10時50分 立岩山山頂
再度,稜線分岐まで戻り,北西に下る尾根道を立岩山に向かって進む。
縦走路は綺麗に草刈がされていてとても歩き易い。
ブナなどの新緑がとても綺麗で,しかもブナの葉が空を覆うせいか笹の丈も低い。
立岩山に近づくにつれて尾根道は細くなり,岩が目立つようになった。
立岩
を過ぎ,ロープのある急斜面を登った所が山頂
だった。
立岩山頂はこのコースで唯一の展望場所で,西にはなだらかな稜線を持つ十方山
が座り,その下には立岩ダムの湖水が見える。
北には深入山と臥龍山,その間には鉄塔が建つ掛頭山が見えた。
北東には,これから歩く縦走路と最終目的地の市間山
の稜線。
枯木の奥〔東側〕には,天上山
,その右手奥が東郷山で手前の稜線が湯来冠山だろうか?
晴天の下,大展望を楽しみながら,ゆっくりと昼食を取った。
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12時10分 市間山山頂
立岩山の山頂からは,まず岩の急斜面を下り,なだらかなピークを越えて更に急坂を下る。
立岩山から市間山には,一旦,最低鞍部まで標高差で100mほど下った後,低いピークを3つほど越えて行く。
この間はブナを中心にミズナラなどの天然林が広がり,とても歩き易く,また目に優しい。
平坦な市間山山頂に展望は無いが,ここにも三角点があった。
山頂からの下りは最初はなだらかなブナ林だったが,杉林に入った途端勾配がきつくなり,極めつけは落ちるかの如く急勾配
を下ることになる。
縦走路は快適だったが,上りと下りは一級品の急勾配があり,足にはとてもきついコースだった。
なお,このコースは山野草が多いと言うことだったが,近年の盗掘?でめっきり減ってしまったようだ。
いつものように帰りに「グリーンスパつつが」で汗を流し,足をマッサージして疲れを置いてきた。
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