出発日 平成28年4月2日(土)
目的地 廿日市市 大野権現山(699.1m) 〜 烏帽子山(631m) 
行 程 おおの自然観察の森駐車場(10:05) ⇒ 権現山登山口(10:33) ⇒ 鞍部〔分岐〕(10:53) ⇒ 大野権現山山頂(11:13〜20) ⇒ 鞍部〔分岐〕(11:32) ⇒ おむすび岩(11:55) ⇒ 十字分岐(12:10) ⇒ 烏帽子山山頂(12:30) ⇒ 烏帽子岩(12:34〜52) ⇒ 十字分岐(13:07) ⇒ 遊歩道出合(13:22) ⇒ 駐車場(13:31)  【総時間 3時間26分】
記 録


11時13分 大野権現山山頂


日本海での釣りが中止になり,しかたなく手元に情報のある山から大野権現山を選択。
大野ICの東側から中津岡川に沿って5Kmほど急勾配の道を走らせ標高450mほどの駐車場に到着した。

出発の仕度をしているとボンネットから煙が出ていることに気が付いた。
こりゃ不味いと前に回るとラジエータ液が漏れていて,ボンネットを開けるとラジエータ液のリザーブタンクの液も底を突きそうだった。
駐車場にはトイレがあるので水はあるが,ラジエータが冷めないとどうしようもないので,とりあえず山を歩いてくることにした。

ベニマンサク湖の北岸にある登山口から山道に入る。
20分ほど整備された気持ちの良い登山道 を歩き鞍部に到着。
大野権現山の山頂までは,鞍部から10分ほど山腹を横に巻いた後,更に10分ほど急勾配の山道を汗をかきながら登ってようやく到着。
山頂には祠があり,東側に展望岩があった。



11時15分 権現山山頂からの展望


北東側には,鉄塔が林立する野貝原山。 西側には,おむすび岩のある667ピークとその奥に見えるのは烏帽子山 だろうか?
南側の左手前にベニマンサク湖,右手奥に経小屋山,一番奥には宮島の峰々。
山腹の白い塊は岩かと思ったら,タムシバ?の花が満開に咲き誇っていた。
大野権現山からおむすび岩へは,階段やジグが切られた急勾配のアップダウンを経て到着。
急な山行のため準備不足でカメラのバッテリーがエンプティレベルになってしまい,眼前に広がる大展望は諦めて,おむすび岩 と権現山 だけで撮影はストップ。
次の烏帽子岩までは結構きつかった。
まず十字分岐のある鞍部まで標高差150mを一気に下る。
止まる余裕はない。足が勝手に進む。止めると転ぶだけだ。
下りで疲れた足を待っていたのは,130mの急勾配の上りだった。



12時30分 烏帽子山山頂


烏帽子山山頂は登山道に四等三角点があるだけなので,スルーして烏帽子岩に向かった。
烏帽子岩 は10mを越える大きな岩で,ここからは北の大峯山の稜線などが一望できた。
今日は1日中晴れの予報と聞いていたが,日差しはほとんど無く曇天で,遠くの景色は靄の中に沈んでいた。
今日は,出発してほとんど休憩していなかったので,ここで靄のかかった景色を見ながらランチタイムとした。
20分ほど休憩した後,十字分岐の鞍部を経て,なだらかな遊歩道を通ってベニマンサク湖に下った。

駐車場に到着後は,冷えたラジエータに真水を継ぎ足し,できるだけ高回転にならないようにして広島まで帰ってきた。
ディーラーで調べてもらうとラジエータのモーターが駄目らしい。
モーターだけだと4万円前後,オーバーヒートでエンジン部分まで影響があると+30万円ほど掛かるらしい。
下手をすると買い替えが必要かも?!