出発日 平成28年3月26日(土)
目的地 大竹市 三倉岳(701.6m) 〜 瓦小屋山(663.6m)   足跡 ⇒ 
行 程 三倉平駐車場(10:15) ⇒ Bコース登山口(10:20) ⇒ 五合目(10:41) ⇒ 七合目(10:55) ⇒ 尾根分岐(11:07) ⇒ 上の岳(朝日岳)山頂(11:11) ⇒ 展望岩(11:13) ⇒ 天狗の踊り場(11:27) ⇒ 中の岳(中岳)山頂(11:30) ⇒ 下の岳(夕陽岳)山頂(11:49) ⇒ Aコース分岐(11:56) ⇒ 三倉岳山頂(12:00) ⇒ 灯籠岩(12:14) ⇒ 瓦小屋山山頂(12:43) ⇒ カミソリ岩(12:47) ⇒ 下山分岐(12:52) ⇒ 巡視路出合い(13:22) ⇒ 大栗林登山口(13:28) ⇒ 三倉平駐車場(13:53)
  【総時間 3時間38分】
記 録


10時35分 擬木の階段


今日も朝から快晴,先週に引き続き西部の山の中から三倉岳を選択。
山陽道での渋滞などで10時過ぎにようやく三倉平駐車場に到着した。
正面に三倉岳の岩山を見上げながら舗装道を5分ほど歩いたカーブにBコースの登山口があった。
登山口からAコースが合流する標高350m付近までは緩やかな勾配が続いたが,ここらは登るほどに勾配がきつくなった。
まずは,段差の比較的低い擬木の階段を登って5合目まで来ると,岩壁沿いに段差が30cmほどの高い石階段が出現する。



11時13分 展望岩


7合目を越えるとロッククライミイングの岸壁の間に付けられた超が付く急勾配の階段を喘ぎながら登り,上の岳と中の岳をつなぐ鞍部の分岐に到着した。
まずは,上の岳に向かったが,上の岳山頂は展望はなく,山頂を越えた先の張出尾根の展望岩に行ってみた。
ここからは,これから歩く中の岳,下の岳,その奥には,最終目的地の瓦小屋山が見えた。
また,最近すっかり見慣れた景色となった廿日市の山(大野権現山・河平連山・経小屋山・傘山)も一望にできた。


11時30分 中の岳(中岳)山頂


次に中の岳山頂へは鞍部から標高差で60mあまり,途中に1箇所だが岩の割れ目に鎖場があった。
ここには鎖に加え木の根っこもあり比較的に楽に登れた。
中の岳は岩峰で高度感は抜群,山頂への上りも下りも結構スリルがあった。
下の岳とは標高差50mほどだが,下の岳は結構高く見え,上の岳とも40mほどしか違わないはずだが,やたらと低く見えた。
この山頂からは,先週歩いた大峯山や上勝成山と下勝成山の眺望を楽しんだ。



11時49分 下の岳(夕陽岳)山頂


中の岳から下の岳への登りは,ちょっと怖い鎖場がある。
岸壁の谷間には鎖場が3連続で続くのだが,今回は上りなのでなんとか登れたが,これを下るとなるとちょっと自信がない。
ただし,これを登り切れば,下の岳の山頂は,安心して休憩できる所だった。
山頂からは,先週歩いた羅漢山が見えたが,この山ほど見る角度で形が違う山も珍しい。
大峯山から見ると富士のようにシンメトリーな格好の良い山容だが,三倉岳から見るとヌボーっとした丸みの山容でしまりがない 。



12時00分 三倉岳山頂


下の岳山頂は賑やか過ぎたので昼休憩は取らずに先に進んだ。
この三倉岳は,人気の下の岳が主峰ではなく,三角点は下の岳の更に西側の山頂にあった。
この山頂は展望が無く,瓦小屋山へ縦走するのでなければ来る意味は無い。ただし,ここから灯籠岩までは起伏の無い尾根歩きで足には優しい。
途中,振り返ると下の岳の南壁が見えた。西日本でも有数の岩壁ということで,今日もクライマーが奮闘していた。
灯籠岩からは,結構きついアップダウンが何度かあり,足に負担を感じながら瓦小屋山山頂に到着。


12時43分 瓦小屋山山頂


瓦小屋山の山頂は登山道上にあり,まったく山頂ぽくないが,南側の展望は良かった。
手前にカミソリ岩,その奥の640mピークには大栗林地区への下山路の分岐がある。
この分岐からの下りは急勾配で,標高差300mほどを22分で駆け下りた。
次のなだらかな尾根道にほっとしていたら巡視路に出た。
この巡視路は珍しくコンクリート張りで疲れた足にはきつかった。
大栗林登山口から舗装道路を歩くこと25分,人工登攀壁「マロンウォール」のある駐車場に帰って来た。