記 録
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11時02分 狼城〔男岩?〕
昨日に引き続き,あまりの快晴に出かけることにした。
ただし,疲れが溜まると困るので,山行時間の短い羅漢山に決定。
板押峠から悠遊の里の別荘地に入り,住民の方にお願いして駐車させてもらった。
舗装道路を15分ほど登ると休憩所があり,ここから山道に入る。
シロモジ
や桧林の中を歩くこと10分で茶褐色の岩塊に到着した。
ガイドブックには「男岩」なるものがあるらしいが,この岩のプレートには「狼城」とあり,この岩以外に大きな岩は見当たらない。
この岩を過ぎたあたりから階段こそないものの急勾配の桧林となる。
明るくなったと思ったら桧林が終わり,今度は背丈まであろうかと思えるほど深い笹の中を登ることになった。
笹を掴みながら10分ほど登るとようやく勾配が緩くなり,見上げると羅漢山レーダー雨量観測所のドームが目の前だった。
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11時33分 羅漢山山頂
雨量観測所から山頂まではすぐで,三角点と立派な東屋が建っていた。
この東屋からは,昨日の大峯山山頂と同様に360度の大展望が楽しめた。
特に,北西側から北側にかけての展望が1級品で,手前に小五郎山,右谷山から寂地山,その稜線の右手奥には吉和冠山,更にその奥には恐羅漢山や十方山まで見える。
こりゃすごい展望だ。 〔歩く時間こそ短いが,この景色は魅力的だ。〕
東側には昨日歩いた大峯山と西大峯山。南東側には,野貝原山から大野権現山,手前には上勝成山と下勝成山,岩稜のない北斜面の三倉岳,その奥は笠山と経小屋山だろうか。
双眼鏡で眺め,地図とコンパスで照らしても今ひとつ自信が湧かない。
この景色はいつまでも見てて飽きないが,今日は冷たい風が少し強く,結構寒い。
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12時28分 小羅漢山
小羅漢山には,羅漢山から広々とした遊歩道のような道を西に下る。
途中,「不知火の杉」を見に行って,そのまま谷を下ったため,小羅漢山から遠ざかってしまった。
しかたなく,もう一度登り直して稜線沿いに歩くこと5分で小羅漢山の山頂に到着した。
ここからも寂地山など山口県東部の山々が一望できた。
小羅漢山からは,羅漢山との鞍部まで引き返し,そこから綺麗に手入れされた桧林を抜けて羅漢高原に下った。
朝,悠遊の里に車を止める前に悠遊の里と羅漢高原とを結ぶ国道119号線の最高地点(無線アンテナ付近)に自転車をデポしておいたので,30分ほど舗装道路を登り返した。
自転車で峠道を下ると,わずか8分ほどで悠遊の里駐車場に到着。
〔さすが文明の利器!〕
単独行でできるだけピストンを避けるとなると自転車の利用もありか?!
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