記 録
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11時04分 大峯山山頂
連休2日目は快晴の予報。
広島市の最高峰で360度の大展望が期待できる大峯山を歩くことにした。
まず,下山口の滝の登山口に車を駐車し,下川上登山口までミニサイクルで下った。
下川上登山口には,既に9台の車が駐車しており,さすがに人気の山だ。
閑散とした別荘地の急勾配の舗装道路を10分ほど歩くと貯水槽があり,ここから山道となる。
急勾配の杉林
の中を段差のきつい階段を登る。
5合目を過ぎ,標高が900mを越えた付近からシロモジの木
が目立つようになってきたが,勾配は相変わらずきつい。
1000mを越えた頃からようやく平坦になり,縦走路上に三角点が設置された分岐に到着した。
この分岐から3分ほどで大岩が重なった大峯山山頂
に到着した。
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11時45分 廻り縁
山頂では,何も遮るものが無い大展望が待っていた。
南半分は,東側から野貝原山と宮島,大野権現山,経小屋山,傘山,上勝成山,三倉岳,格好の良い稜線を持つ羅漢山,真西にはこれから歩く西大峯山。
北半分は,西側から寂地山,懸崖の吉和冠山,白いゲレンデが見える女鹿平山と芸北の山々,木々の間から覗くのは東郷山。
大展望を堪能した後,断崖絶壁の「廻り縁」に行ってみた。
山頂直下を北側から東側の尾根に回り込むのだが,分岐を見落とし北登山口方向に下ってしまい,再度登り直してやっと「廻り縁」に到着。
恐る恐る「廻り縁」まで下りてみたが,本当に断崖絶壁の上に70〜80cmほどの縁だったので,縁の手前で止めて,高度感は薄れるが廻り縁の上の岩で小休憩した。
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12:36 西大峯山
「廻り縁」からの帰り道でまたまた分岐を間違い,大峯山山頂に直登する岩場に出てしまい,滑る塩ビの梯子を10mほど登る羽目になった。
分岐から西大峯山への縦走路に入り,4分ほどで枝振りの見事な「峯太郎ブナ」に到着した。
この辺りから丈の低い笹道となり,多少のアップダウンはあるものの快適に歩いているといつしかひこばえの たくさん出たシロモジの群落の中を歩いていた。
大峯山から約40分で西大峯山に到着したが,先客が多かったため通過。
葉を完全に落とした枝の隙間から大峯山をゆっくりと眺めながら,オオネントウを経て1時間ほどで駐車場所に到着した。
途中,タキ谷峠からの下りには立派な杉林があり,幹周りが1m,樹高は軽く20mを越える見事な杉が天を突き刺していた。
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