記 録
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7時27分 竜尾の滝
今回は,7月以来のITO山の会の例会で,寂地峡にある右谷山・寂地山を縦走するコースとなった。 上りは右谷山南尾根を,下りは錦ヶ岳南尾根を縦走すると言う。
ネットで調べてみても冬場のコースはヒットするが,冬以外の記録にヒットしないとてもマイナーなコースらしい。
さすがは ?会長の企画だけある。
まずは寂地峡の遊歩道(Bコース)に沿って五竜の滝を楽しみながら一気に高度を稼ぐ。
竜尾の滝
⇒登竜の滝
⇒白竜の滝
⇒竜門の滝
⇒竜頭の滝から木馬トンネルに到着。
トンネルを左手に抜けた所にある拝み堂から登山道に入った。
5分ほどで26番石仏があり,ここから一本調子の急登が右谷山山頂まで続く。しかも,腰まである笹道もあった。
急勾配の登山道を見上げると尾根の隙間に青空が透けて見え
,色づき始めた木々
と相まって気持ち良く歩けた。
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10時37分 右谷山山頂
909・983・984とピークを拾いながら登っていく。
縦走路には,消えかかった踏み跡と脱色しかけたテープがあり,これを慎重にトレースしていく。
ただし,1000m付近の植林帯では,登ってきた尾根に右側からの尾根が合流するのだが,このコースを下りに使うとなると(山頂から見て)つい右側の尾根に突っ込みそうで,ここは要注意箇所だ。
高度が上がるにつれ,ブナの葉も色づき紅葉っぽくなってきた。
そんな中,木々の間から見えた特徴のある山容は吉和冠山か?
歩き始めて3時間15分。
ようやく右谷山山頂に到着。
気温が低いせいで汗はかいていないが,登り一辺倒で予想以上に疲れてしまった。
予定では,寂地山山頂をピストンしてから錦ヶ岳の南尾根を下る計画だったが,ちょっとバテ気味なので寂地山は割愛することになった。
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14時30分 竜ヶ岳
今回のコースは,山頂を含めほとんど樹林帯で展望がなく,右谷山の北のピークで寂地山を,ミノコシ峠からのトラバース道で先程までいた右谷山
や鬼ヶ城山・羅漢山
をわずかに望むことが出来ただけだった。
錦ヶ岳南尾根分岐で昼食休憩を取った後,急勾配の南尾根に突入した。
途中,腰までの笹道やブッシュ
もあったが,心配していたよりテープが残っていた。
ただし,967ピークの次のピークの二股尾根は,左折するという思いが無ければ直進して路頭に迷うことになる。
もちろん我々は直ぐに気付き引き返したので大丈夫だった。(-_-;)
次の874ピークからは崖のような急勾配を転げるように下り,太った登山者を拒絶するメタボ岩
をなんなく通過して竜ヶ岳に到着した。
竜ヶ岳からは正面に宇佐の集落や鬼ヶ城山
,振り返ると今日初めて右谷山の山頂
がすっきりと見えて,もやもやがやっと晴れた。
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