記 録
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10時40分 東郷山山頂
祝日だと言うのに生憎の曇り空,展望が無くてもワンポイント(四本杉)が期待できる山を歩こうと東郷山に決定。
伏谷登山口からしばらく沢に沿って歩き,右手に折れて急勾配の巡視路
を尾根に向かう。
尾根に上がると第一鉄塔,第二鉄塔,第三鉄塔とひたすら尾根道が山頂に続いていた。
登山道は,とても整備されていて歩き易い
が,なんせ急勾配で,階段
あり,ジグありでいつしか汗ばんでしまった。
高度が上がるにつれて霧が出てきて,山頂付近は,視界が100m程度で白の世界に没してしまった。
東郷山の山頂は縦走路の分岐点にあった。
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11時10分 四本杉
山頂から四本杉の分岐までの尾根道は北側が杉の植林,南側が自然林と綺麗に分かれていた。
縦走路の南側には,ブナの大木に加え,モミの大木もあり,霧と相まってとても幻想的で,距離は短いものの気持ちの良い道で,この景色だけでも登って来た甲斐があったと思ったほどだった。
四本杉の分岐からは,一転して膝程度の笹に覆われた急勾配の坂道に変わり,雨で滑り易くなった細い荒れた道を歩くこと約30分,ようやく『四本杉』に到着した。
この杉は地上から約3m付近で4本に株分かれした幹周が約12m,樹高が約50mのダイナミックな杉だった。
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12時34分 白井の滝
今回の主目的である『四歩杉』の謁見を終え,40分ほど掛けて再び東郷山山頂まで帰って来た。
伏谷登山口から約1時間掛けて登ったが,下りは30分ほどだった。 ※ブレーキが利かない急勾配に膝と脹脛が悲鳴を上げてしまった。
途中,第二鉄塔から南側を見ると阿弥陀山の稜線越しに大峯山の絶壁が雲の中に消えていた。
登山口まで下りたところで,朝方,パスした『白井の滝』に寄ってみたが,入口が分からず右往左往しながらやっと木製の案内板を見つけた。
※上から下りてくるとまず分からない。
『白井の滝』は,岩壁に白糸を引くように流れる2層の滝で,高さは約30mの秀麗な滝だった。
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