記 録
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11時00分 聖山山頂
今日は体育の日,朝から快晴。
迷わず芸北に車を走らせた。
まず,高岳登山口に車を置き,自転車で聖岳登山口までバック。
登山口からの舗装道路は直ぐに砂利道
に変わり,朝の涼しい緑に囲まれ気持ちよく歩くこと30分ほどで十文字峠に到着。
ここから登山道に入る。
少し勾配のある登山道が1000m付近から急勾配の坂道に変わりジグを切りながら100mほど登ると広々とした踊り場に出た。
三叉路があり,プレートはないがここが高岳への分岐らしい。
分岐から5分ほど登った所が山頂だったが,展望はなく,笹をかき分け
展望岩まで行ったものの,木が伸びて展望はなかった。
しかたなく,直ぐに高岳に向かった。
高岳分岐を少し行くと標高差100mを一気に下る急坂があり,落ち葉と粘土質の土で滑り易くちょっと危ない。
小さなアップダウンをいくつか越え,標高差100mを一気に登った場所が奥匹見峡への分岐点だった。
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12時33分 高岳山頂
奥匹見峡分岐から尾根道を縦走し,最後は標高差100mほどの急勾配の坂道で,見上げると一番奥は空に青く抜けていた。
高岳山頂には広々とした広場があり,展望は予想通り抜群だった。
北側には,右から山頂に人影が見える深入山,正面に臥龍山,その奥に電波塔が立つ掛頭山。
深入山と臥龍山を繋ぐ稜線の奥には芸北の山々が連なっているが,特定ができないのが残念至極!
ただし,常連さんから掛頭山の右肩の遥か奥にうっすら見えるのは三瓶山だよと教えてもらった。(三瓶山のシルエットはこちら)
南を向けば,聖山と今日歩いて来た稜線,その右奥にゲレンデが見える恐羅漢山。砥石郷山と十方山は角度的に聖山の稜線と重なる位置になるため,聖山の奥に見える稜線がその一部だろう。
景色に見とれながら,長めの昼休憩を取り,秋の晴れ間を満喫した。
下山は,高岳登山口まで一気に下り,3時間半の縦走を終了した。
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13時56分 三ツ滝
高岳の山頂で秋の大展望を堪能し,初期の目的は完遂したが,まだ陽は高く,せっかくここまで来たので,少し三段峡を覗いて帰ることにした。
朝,「いこいの村ひろしま」でもらったパンフレットによると樽床ダムの堰堤から下流に向かっていくつかの滝があるそうだ。
駐車場の奥から急なコンクリート舗装の道を谷底まで下りると,「三ツ滝」
があった。
畳岩と呼ばれる巨大な岩にはさまれた三曲五段の滝で,三段峡の「五大壮観」の一つだそうだ。
連日の雨でさすがに水量が多いな!と感心していたら,ダムの放流量が多いだけだと気づきちょっと興ざめ。
三ツ滝から少し歩くと右手に「貴船滝」
,これは10mほどの滝だが,なかなか風流な滝で,上段が直瀑で右に流れた後,滑状の滝が続いていた。
更に足を延ばすと「竜門」
があり,両岸に岩がそそり立つ幅5mの峡門をとうとうと水が流れ落ちていた。
今回は色づいてはいなかったが,紅葉すれば,さぞ綺麗なことだろう。
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