記 録
|
9時20分 行者山山頂
今日は,年末に忠四郎山を歩いた時に気になった傘山を歩くことにした。
気温1度,風が吹いて体感温度は氷点下,とっても寒い。
まずは,大歳神社から石鎚神社経由で行者山を目指した。
石鎚神社の右手奥から瓦で作られた急勾配の階段が続いていた。
鳥居を過ぎると岩が目立つようになり,一の鎖,二の鎖を経て,三の鎖を回り込み尾根に出た。
鎖場は行者用で登山者は使用禁止だが,三の鎖はとてもとても登れるルートではない。
なお,鎖場を回り込む登山道も結構きつかった。
尾根に出た所で視界が開け,三の鎖の奥に経小屋山,海霧の中の宮島,西には笛吹山から大鉢山の稜線が一望できた。
ここから5分ほどで行者山に到着。
北側には本日の目的地「傘山」が遠く座し,東側には経小屋の雄姿が広がっていた。
|
11時09分 傘山山頂
玖波槍は縦走路上の単独峰?で,ここは行者山
はもちろんのこと360度の大展望が楽しめた。
玖波槍からなだらかな尾根道を30分ほど歩くと谷和林道に出た。
カーブを左に回ったコンクリートの法面に階段が切ってあり,ここが傘山の登山口になる。
綺麗に草刈りされた尾根道を10分ほど歩くと「一息岩」
に到着した。
ここまで休憩を取っていなかったので,ここで小休憩。
看板を良く見ると小さく「傘山八景」とあった。
振り返ると行者山と玖波槍の稜線が逆光でシルエットになっていた。
八景の「岩廊下」,「桃割岩」,「御主樫」,と通過し,反射板の奥にある「天狗の踊場」に到着。
この踊り場は切れ落ちた崖の上にあり高度感が楽しめた。
正面に権現山の稜線が見えた。
一旦20mほど下って70mほど急勾配の坂を登った所が傘山山頂だった。
|
11時12分 極楽岩
傘山山頂は,木々で囲まれ展望がなく,10分ほど歩いた極楽岩で昼食タイムにした。
ここも北に向かって切れ落ちていて,視界を遮るものは無い。
北側には河平連山,その奥には上勝成山,その左側には岩肌が目立つ三倉岳と瓦小屋山。
芸北の山は白く雪化粧している感じだったがガスで特定できなかった。
十分にこの大展望を楽しみたかったが,何せ寒い!
気温は5度以下,風が強いので本当に寒く,岩も冷たくて,食事も立って食べるしかった。
電波塔の横から風化花崗岩で滑りやすい登山道を下り,「瀬戸見松」を経て尾根分岐から谷に入った。
谷道の一部はぬかるみと言うより水が流れて溝のようだった。 痛んて不明瞭な箇所もある道を20分ほど下り林道に出た。
ここからは,憩の森まで行き,小さな峠を越えて玖波駅に戻った。
|