記 録
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9時05分 西方面遠望
シルバーウィークの4日目は,朝から快晴。 どこかないかと探していると福山市西部の大谷山があった。
しかし,ネットで調べて見ると,昨日歩いた馬乗山より評判が良く無い。
私見だが,展望もなく面白みがないルートで記録するべき箇所が全く無い山だった。
まず,本郷温泉から中国自然歩道を登っていくが,最初は山道のごとくブッシュ道でその後,一段の段差が高く歩き辛い階段となる。 確かに高度は稼げるが足には辛い。
途中,振り返ると快晴の空の下,西方面の展望が開けていた。
なお,この展望が今回のルートで唯一のものだった。
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10時48分 大谷山山頂
尾根まで上がって少し行くと広場があり,ここから大谷山山頂までは,一部未舗装箇所もあるが大半がアスファルトの舗装の林道だった。
途中の三叉路を右に取り,NTT専用道路から山頂に向かった。
山頂手前には電波塔や四国四十八ヶ所を模した地蔵群があった。
大谷山山頂にはフェンスで囲まれた無線中継所の建物が鎮座しているだけで,三角点も山頂のプレートも見当たらなかった。
山頂に来たとはまったく思えない。
なお,山頂の周辺は樹木が高く,展望はすこぶる良くない。
山頂の北側に回りこんで墓所の奥から「新市山岳会」の案内板に従い山道に突入した。
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11時47分 大谷池
林道に出るまで少し迷ったものの,下りはこのまま,大谷池経由で本郷温泉に帰ることにした。
この林道も最初は砂利道だったが,途中でアスファルト舗装になり,歩き易いがビブラムソールの登山靴が可愛そうになる。
林道を下り切ると大谷池に出る。
結構大きな池だった。
大谷池からは峠まで登り返し,坑道跡の「千人坑」を経て,本郷温泉に帰って来た。
所要時間3時間50分の内,山道を歩いたのは,たった30分ほどで,登山と言うよりウォーキングだった。
なぜ,この山が「ひろしま百山」の一つなのか?
選者は何に惹かれたのだろうか?
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