記 録
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10時25分 上宝珠越
今回は,ITO山の会の例会で大山へ遠征。〔日帰りの強行軍〕
当初の企画段階ではユートピア避難小屋から天狗ヶ峰・剣ヶ峰をピストンするコースだったが,痩せ尾根を歩く自信がないので即却下。
とりあえずユートピア避難小屋から行ける所までと言う曖昧なコース設定で出発した。
大山寺から日本一長いという石畳を通り大神山神社奥宮に到着。
ここから山道に入り,下宝珠越,中宝珠,中宝珠越,上宝珠,上宝珠越と急勾配のアップダウンを繰り返しながら高度を稼いでいく。
今日は,梅雨が明けて始めて?の晴天で,とても人が多い。老若男女誰も彼もと言う感じだ。
高度が高くなるにつれて大山の北壁に近づき,大屏風岩の迫力が増してきた。
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11時04分 ユートピア避難小屋
歩き始めて3時間,ユートピア避難小屋に到着。
360度の大展望だ。真北に三鈷峰
,北東方向に甲ヶ山,矢筈ヶ山,
南東方向には烏ヶ山,西側には
大山の主稜線(残念ながら天狗ヶ峰,剣ヶ峰,弥山の特定はできなかった。),その奥には米子の弓ヶ浜まで見通せた。
ユートピア避難小屋で小休憩後,天狗ヶ峰に向かって縦走開始。
最初は稜線の両側は低木ながらも草木があったが徐々に南側が崩落し始め,墓場尾根付近では,北側も崩落してる箇所が出てきた。 振子沢頭を越えた辺りで,これより先は無理と諦め,幅広の尾根まで戻り,昼食を食べながらIさんの帰りを待つことにした。
経験豊富なIさんは,走るがごとく身軽に剣ヶ峰へと向って行った。
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12時58分 三鈷峰山頂
のーんびりと天狗ヶ峰,剣ヶ峰の稜線や三鈷峰を見ていると今日はまともに山頂を踏んでいないことに気付き,こりゃ勿体無い!と三鈷峰に急いだ。
三鈷峰山頂へのルートは,岩場と低木の際を縫うように続いていたが,さほど危険な箇所も無く到着。
直ぐに引き返し,尾根分岐の所で皆に合流し下山開始。
上宝珠越からは砂すべりに下り,落石を起こさぬよう気を付けながら快調に下った。
元谷まで下った所で振り返ると北壁の崩落した稜線は迫力があった。
元谷の岩だらけのだだ広い河川敷を歩くこと30分あまりで元谷登山口に無地到着。
なお,今回出会った花の図鑑はこちら ⇒ 。
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